クライスラーのミニバン「パシフィカ」は、全輪駆動(AWD)機能とクラス唯一の「Stow’n Go」シートおよび「Stow’n Vac」システムを搭載している。「Stow’n Go」シートとは、スライドドアに隣接する2列目シートを畳んだうえでフロア下部のスペースに収納することができる収納システムだ。これにより、完全フラットフロアになるだけでなく、前列シートを下げて居住スペースを拡大することも可能だ。
また、「Stow’n Vac」システムとは、インテリアに搭載された掃除機で居住スペースを掃除できるシステムだ。パシフィカはまた、このクラスで最も多くの安全装備を標準装備し、フルサイズSUVを上回る収納力を備えている。Amazon Fire TVも搭載され、このクラスで最高のドライブ旅行用ミニバンとして、車内居住性に力が入れられている。
初のハイブリッド・ミニバンであるパシフィカ・プラグイン・ハイブリッドは、約34.8km/Lの燃費性能、電動航続距離51km、総走行距離836kmを誇る(編集部換算)。パシフィカ・プラグインハイブリッド(PHEV)は、ステランティスが設計した革新的なデュアルモーターeFlite電動可変トランスミッション(EVT)と、特別に改良された3.6リッターペンタスターV型6気筒ガソリンエンジンを組み合わせたパワートレインを搭載する。