EVバスに続き、乗用EVでも世界遺産に認定された「沖縄」の自然保護に貢献
このたびレンタカーの本格運用を開始したのは株式会社エバーグリーンモビリティと株式会社D&Dマネージメントの2社。エバーグリーンモビリティは、エイビス バジェット・レンタカー那覇空港店で2024年3月より試験的に10台の「ドルフィン・ロングレンジ」をレンタカーとして導入しており、今回の施策で100台の本格運用となる。また、先行導入した同車は、災害時の緊急電源として避難所などに提供される豊見城市との協定で活用されており、このたび追加する90台も同様に提供される予定だ。
D&Dマネージメントは、昨年7月からBYD正規ディーラーである「BYD AUTO沖縄」を運営。レンタカー部門では「ドルフィン・ロングレンジ」を配備し、運用を開始している。取り扱い店舗は、バジェット・レンタカー石垣空港店、バジェット・レンタカー宮古空港店など。
一般社団法人 沖縄しまたて協会のまとめた「レンタカープローブデータを用いた観光交通特性調査」では、沖縄県内のレンタカーの平均走行距離は287.7kmという結果が報告されている。レンタカーとしての本格導入を決める前に行った試験運用でも、多くの「ドルフィン・ロングレンジ」利用者は、経路充電をすることなく返却された。このことから今回導入した一充電当たりの航続距離が476kmある「ドルフィン・ロングレンジ」は、沖縄県内で利用するには十分な航続能力を備えていることが実証された。「e-モビリティを、みんなのものに」という企業スローガンを掲げ、これまでもEVバスで沖縄の環境保全に貢献してきたBYDは、同じく沖縄での乗用EVレンタカーによる環境貢献を積極的に進める株式会社エバーグリーンモビリティの企業理念に賛同。今後、レンタカー利用者と三位一体で、沖縄の自然環境保護への貢献を進めていきたい考えだ。