ティザーイメージでは、後部へ伸びるスリムなヘッドライトや、低いボンネットが備わっていることが示唆されているほか、流れるようなルーフ、ラップアラウンド テールライト、そして角張ったショルダー ラインも確認できる。
同社は2022年、はじめてこの新型モデルの計画を発表した。当時、完全電動となる「GT X-Over」と呼び、CMF-EVプラットフォームの最新バージョンをベースにすると述べていた。また、2023年夏には、このモデルをCセグメント「クロスオーバーGT」と表現し、2026年に損益分岐点に達する上で重要な役割を果たすだろうと述べている。同ブランドは、2027年からアジアと米国に参入する計画を以前に発表しており、このモデルは他の今後のモデルとともに、世界中で提供される可能性があるのだ。
スペックは、ルノー「セニックE-Tech」からヒントを得る可能性がある。60kWhと87kWhのバッテリーパックを備え、最大388マイル(625 km)の航続距離を実現すると予想される。また、最高出力218psと最大トルク300Nmを生み出す電気モーターも搭載されるだろう。
A390_βのワールドプレミアは10月のパリモーターショーで、6気筒水素燃焼エンジンを搭載した「Alpenglow Hy6」の公開も予定されている。