ルノー「4」が32年ぶりにパリモーターショーで復活へ!電動SUVに進化

ルノー「4」新型EVクロスオーバー 開発車両 スパイショット
ルノーグループは、10月に予定されている「パリモーターショー2024」にて、ルノー、ダチア、アルピーヌ、モビライズの4ブランドから、7台のワールドプレミアと2台のコンセプトカーを公開することを発表した。オリジナルの「4(キャトル)」は、1961年〜1992年にかけて販売。世界で800万台以上を売る伝説の名車だ。それから30年後の2022年、ルノーはパリモーターショーにて「4EVERトロフィー」コンセプトカーを発表、電動Bセグメント・クロスオーバーSUVとして復活を示唆していた。

最高出力136psを発揮する電気モーターをフロントに搭載、前輪駆動に。

ルノー「4」新型EVクロスオーバー 開発車両 スパイショット

同社は詳細を秘密にしているが、コンセプトは持続可能性と脱炭素化の観点からブランドの未来」を体現すると約束している。

ルノーの注目は、32年ぶりに復活する「4」だろう。オリジナルの「4(キャトル)」は、1961年〜1992年にかけて販売。世界で800万台以上を売る伝説の名車だ。それから30年後の2022年、ルノーはパリモーターショーにて「4EVERトロフィー」コンセプトカーを発表、電動Bセグメント・クロスオーバーSUVとして復活を示唆していた。また、水素で走るマスターH2テックのプロトタイプを展示することがわかっている。

ルノー「4」新型EVクロスオーバー 開発車両 スパイショット

ダチアは、「Cセグメントで攻勢を開始する新車」を発表、詳細を明らかにしていないが、2025年にビッグスターコンセプトの量産型を発売する計画を発表しており、その量産型と予想される。

アルピーヌは「次のドリームガレージ車両」と表現する、電動コンセプトが予定されているほか、直列6気筒水素燃焼エンジンを搭載した、「アルペングローHy6」プロトタイプも展示する。

最後にモビライズは、量産型の「ベント」と「デュオ」を発表する。前者は「都市部と郊外の環境向けのマイクロユーティリティ車両」であり、後者は「免許なしで運転できる電動四輪車」であることを発表している。

ここ数年はCOVID-19パンデミックにより、多くのモーターショーが大打撃を受けてきたが、今年もパリモーターショーは活気が溢れそうだ。

キーワードで検索する

著者プロフィール

APOLLO 近影

APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…