最高出力136psを発揮する電気モーターをフロントに搭載、前輪駆動に。
同社は詳細を秘密にしているが、コンセプトは持続可能性と脱炭素化の観点からブランドの未来」を体現すると約束している。
ルノーの注目は、32年ぶりに復活する「4」だろう。オリジナルの「4(キャトル)」は、1961年〜1992年にかけて販売。世界で800万台以上を売る伝説の名車だ。それから30年後の2022年、ルノーはパリモーターショーにて「4EVERトロフィー」コンセプトカーを発表、電動Bセグメント・クロスオーバーSUVとして復活を示唆していた。また、水素で走るマスターH2テックのプロトタイプを展示することがわかっている。
ダチアは、「Cセグメントで攻勢を開始する新車」を発表、詳細を明らかにしていないが、2025年にビッグスターコンセプトの量産型を発売する計画を発表しており、その量産型と予想される。
アルピーヌは「次のドリームガレージ車両」と表現する、電動コンセプトが予定されているほか、直列6気筒水素燃焼エンジンを搭載した、「アルペングローHy6」プロトタイプも展示する。
最後にモビライズは、量産型の「ベント」と「デュオ」を発表する。前者は「都市部と郊外の環境向けのマイクロユーティリティ車両」であり、後者は「免許なしで運転できる電動四輪車」であることを発表している。
ここ数年はCOVID-19パンデミックにより、多くのモーターショーが大打撃を受けてきたが、今年もパリモーターショーは活気が溢れそうだ。