S90の進化版のように見え、EX90のようにルーフに取り付けられたライダーセンサーを搭載している可能性も。
同社9月4日、「90/90デー」と題したイベントで、大型SUV「XC90」改良新型と、新型電動SUV「EX90」のプレゼンテーションを行ったが、その最後に「ES90」を予告したことで「90/90/90イベント」となった。
ボルボは、2025年3月に発売されるということ以外、この車について何も語らなかったが、公開されたシルエットからは、S90の進化版のように見え、EX90のようにルーフに取り付けられたライダーセンサーを搭載している可能性がある。
また、力強いショルダーラインと、おなじみのグリーンハウスが見えるほか、新しいテールライトと一体型スポイラー付きのトランクが備わっていることがわかる。
量産型では、EX90の基盤となる「SPA2」プラットフォームを採用すると示唆さしている。2つのモデルは111kWhのバッテリーパックを共有すると報じられていることから、ES 90とのつながりは明らかに深いものとなるだろう。また、両車がパワートレインを共有する可能性もあり、そうなれば、最高出力408psと、最高出力517psのデュアルモーター全輪駆動システムが期待できる。
ES 90のボディサイズは、全長196.5インチ(4,990mm)、全幅76.6インチ(1,945mm)、全高60.9インチ(1,547mm)、ホイールベースは122.1インチ(3,102mm)と噂されている。これらの数字が実現すれば、このモデルはS90よりも3.9インチ(100mm)短くなるが、ホイールベースは1.6インチ(41mm)長くなる。
ワールドプレミアは、2025年3月で、中国で製造されると予想されている。