セクシーでもあり、未来的でもあり・・・
同ブランドには現在、「エア」と「グラビティ」がラインナップされている。この新型クロスオーバーは、それらの一番下に位置し、50,000ドル(約700万円)未満とすることで、ブランドの一般購入者を拡大する構えだ。
ティザーイメージでは、セクシーな曲線美がありながらも膨らんだデザインを特徴としているようだ。また、流れるようなルーフ、彫刻のようなボンネット、丸みを帯びたホイールアーチも見受けられるなど、グラビティよりもスポーティーに見える。フロントエンドには、スカラップフードがノーズ先端にある「LUCID」のロゴを視覚的に囲み、エアやグラビティとは差別化されたデザインがうかがえ、そのルックスは、ポルシェやフェラーリを連想させる。
量産型では、中型プラットフォームに乗り、2026年に生産が開始されるという。同社は詳細を明かしていないが、ドライブユニットは小型化され「より効率的」であると述べている。それにより、競合他社よりも小型のバッテリーパックを使用できるようになるため、コスト削減に役立つと思われる。同社は「独自のソフトウェアスタックにより、高度なドライブユニットの潜在能力を最大限に引き出し、トルクベクタリング、トラクショ コントロール、バッテリー管理などのパワートレインコントロールを提供する」と述べている。