高性能バージョンは最大150ps超え、車名は「GR」か
ダイハツ「ブーン」のOEMモデルであるパッソは、2004年に誕生。2016年には第3世代が発売されたが、2023年12月に販売終了となっており、後継モデルの開発が進められていた。
だが、ダイハツの認証申請における不正行為により、パッソ/ブーン次期型の開発が中止されたとみられ、代わってトヨタが「スターレット」を復活させるという。
初代スターレットの発売は、1973年に遡る。5代目となる最終モデルは1999年に販売終了となっており、復活すれば実に26年ぶりとなる。
注目される市販型デザインだが、F/Rのサイドに膨らみを持たせた、躍動感あふれたデザインが期待されている。また、その膨らみから大胆に凹みを持たせた立体感を演出、F/RタイヤハウスはSUVっぽくブラックウレタンが装飾される。
ヘッドライトは、大きめの丸型をビルトインされシンプルなデザインになり、グリルは大型台形をデザイン、迫力ある顔つきに変貌すると期待されている。
予想されるボディサイズは、全長3670mm、ホイールベース2500mmとパッソと比較してストレッチされ、実用性が高まるとともに、全高は継承されるため、よりスポーティなイメージとなりそうだ。
気になるパワートレーンだが、ベースモデルは1.0L直列3気筒エンジンを搭載、最高出力70psを発揮する。また、高性能バージョンも期待されており、こちらは1.3L直列3気筒ターボエンジンを搭載、最高出力は150ps超えと予想され、車名には「GR」を筆頭に「Evo」なども候補になっているようだ。駆動方式はどちらもFFで、GRには6速マニュアルトランスミッションも設定されそうだ。
新生スターレットのワールドプレミアは、2025年内と予想される。