延床面積は約1.6倍、生産面積は1.8倍に拡充。これにより表面実装機の生産能力は約2倍に増強
同事業所の増改築工事は2023年1月に着工。事業所建屋の延床面積は約1.6倍、生産面積は1.8倍に拡充された。これにより、表面実装機の生産能力は約2倍に増強される。
また、増築エリアへの太陽光パネルの追加設置や、食堂施設も含めた建物内のオール電化、そして2022年からのCO2フリー電力の導入等により、同社としては初の「カーボンニュートラル達成工場」となる。
この増改築による能力増強は、中期経営計画(2022年~2024年)における成長事業への戦略的投資の一環。同社は、ロボティクス事業の強みである顧客現場に寄り添う技術・営業・サービスの体制をさらに強化し、伸長する市場で事業規模と領域を拡大し、収益力強化を図っていく。
■ヤマハ発動機 浜松ロボティクス事業所 概要
●所在地:静岡県浜松市中央区豊岡町127 番地
●延床面積:5万2317㎡(増築前)⇒ 8万5858㎡(増築後)
●従業員数:約1900名(2024年9月時点)※非正規従業員含む
●事業内容:表面実装システム・産業用ロボットや半導体製造装置の開発・生産・販売