三菱自動車はクロスオーバーSUV「アウトランダーPHEV」の改良新型を10月1日にヨーロッパプレミアすることを発表し、力強いフロントエンドを先行公開した。
今回の改良では、エクステリアデザインが若干変更され、キャビン内とボディの下には重要な進化がなされると思われる。
フロントエンドには形状を維持したスリムなハイテックフルLEDヘッドライトを装備。そして、刷新された「ダイナミックシールド」フロントで、より力強く、精悍な顔に進化している。
キャビン内では12.インチのインフォテインメント(おそらく近縁車の日産エクストレイルから供給)が現行型の8インチおよび9インチユニットに取って代わる予定だ。また、通気性のありより高品質なセミアニリンレザーシートや、、高級ヤマハオーディオシステムも採用される。
さらに重要なのは、改良新型にはツインモーターとスーパーオールホイールコントロール(S-AWC)を備えた、最新世代のプラグインハイブリッド4×4パワートレインが搭載されることだ。これにより、最高出力251PSの現行型よりパワーアップが見込まれるほか、新しいバッテリーパックにより電気走行距離も現行モデルのゼロエミッション走行距離38マイル(61km)から大幅に向上すると予想される。また、乗り心地を改善するために、シャーシのセットアップも調整する予定だ。
アウトランダー改良新型のお披露目は10月1日のライブイベントとなり、この催しはオンライン配信も予定されている。