三菱トライトンに新グレード導入! より安価で高性能な“スーパーセレクトII 4WDシステム”搭載と豪州からの一報!

三菱 トライトン GLX-R 新グレード
三菱自動車オーストラリアは、ピックアップトラックのトライトンに、新グレードとなる“GLX-R”を導入した。この新バージョンは、より洗練された4WDシステムを低スペックパッケージに導入することで、オーストラリアの購入者にとって、より入手しやすくすることを目的としている。

三菱 トライトン GLX-R 新グレード

トライトンGLX-Rは、GLXをベースにしている。そのため、ハロゲンヘッドライトと、フロントのクロームダイナミックシールドはない。それでも、クールな黒の18インチホイールのセットを装備、後部にはそれに合わせたスポーツバーが付いている。

三菱 トライトン GLX-R 新グレード

その他の黒い外装アクセントでは、グリル、ミラーキャップ、サイドモールディングを装備。サイドステップは削除され、他のトリムとの差別化が図られている。

内装では、シルバーのステッチが施された黒い布張りのシート、革巻きのステアリングホイール、カーペット敷きの床を備えている。また、9インチのインフォテインメントは標準装備されるほか、テールゲートアシスト機能を導入、テールゲートにデュアルストラットが追加され、操作が簡単になっている。

パワートレインは、トライトンのほかラインナップと同様に、最高出力204ps、最大トルク470Nmを発揮する2.4L 直列4気筒ターボディーゼルを搭載、6速オートマチックギヤボックスと組み合わされる。

そして最大の目玉は、これまではよりハイスペックなGLSとGSRグレードにのみ搭載されていた、スーパーセレクトII 4WDシステムの導入だろう。このシステムは、下位のイージーセレクト4WDと比較してオフロード性能が向上し、ロック式リヤおよびセンターディファレンシャルとドライブモードテレインコントロールシステム(ノーマル、エコ、グラベル、スノー、マッド、サンド、ロック)を備えている。

さらにGLX-Rは、下位トリムの標準デューティ・サスペンションも継承しており、下位トリムのヘビーデューティ・セットアップよりも快適性を重視しているのだ。

オーストラリアにおいて、ディーラーでの三菱トライトンGLX-R最初の納車は今月開始されるといい、価格は56740オーストラリアドル(約560万円)で、GLXより3450オーストラリアドル(約34万円)高く、GLSより2350オーストラリアドル(約23万円)安く設定される。

キーワードで検索する

著者プロフィール

APOLLO 近影

APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…