2010年の納車以来、走行距離はわずか1350kmとほぼ新車状態。
英国を拠点とるす「DK Engineering」（DKエンジニアリング）は、非常にレアな「フレッシュグリーン」塗装のレクサス「LFA」を販売開始した。
LFAは2010年から2012年にかけて、レクサスが限定500台で販売した2シータースーパーカーだ。発売されたボディカラーは、ほとんど「ホワイト」、「グレー」、「シルバー」、「ブラック」などだったが、厳選された数台はド派手なカラーで仕上げられていた。中には、インパクト抜群の「フレッシュグリーン」で仕上げられた2台があり、うち1台が英国で売りに出された。
このLFAは2010年に最初のオーナーに新車で納車され、それ以来、走行距離はわずか1,350 km （839マイル）とほぼ新車状態なのだ。鮮やかな「フレッシュグリーン」の塗装は、もともとドラマチックなLFAをさらにクレイジーに見せ、注目を集めることは間違いない。
販売するDKエンジニアリングによると、この車は右ハンドルで製造された198台のLFAのうちの1台で、新車以来2人のオーナーしか存在しないという。今年初め、Lexus Milton Keynesで整備され、オリジナルのブックパック、LFAペン、懐中電灯、タイヤ深さゲージが付属している。希望価格は公表されていない、今年、走行距離の少ない他のLFAが70万ドル（約1億300万円）から90万ドル（約1億3千200万円）で販売されていることを考慮すると、この車は特別な色のおかげで、100万ドル（約1億4千700万円）を超える可能性がありそうだ。
注目はボディカラーだけではない。前オーナーは、ドアパネル、ピラー、ヘッドライナー、トランスミッショントンネルなど、内装の大半を鮮やかな赤のアルカンターラとレザーで完成させたほか、シートは赤い背もたれの付いた黒のアルカンターラで装飾されている。緑と赤のテーマはすべての人の好みではないかもしないが、この車をさらに際立たせていることは間違いない。
パワートレインは、ほかのすべてのLFAと同様に、最高出力553ps、最大トルク448Nmを発揮する4.8リットル自然吸気V10エンジンを搭載、わずか3.6秒で96km/hに到達し、最高速度は325km/hの動力パフォーマンスを持つ。
