現在、アキュラの最も手頃なクロスオーバーは44700ドル(約666万円)からで、レクサスをはじめメルセデス、キャディラック、BMWなどが販売する、より低価格の“適切”なエントリーレベルのモデルに対応できていない。しかし、ついにADXで対抗するときが来た。
ティザーイメージでは、目立つリヤスポイラーと角張ったリヤウィンドウが装備されており、セカンダリースポイラーとシケインモチーフのラップアラウンドLEDテールライトが組み合わされていることがわかる。
インテリアは、レザーとアルカンターラの張り地と思われる、ツートンカラーのヒーター&ベンチレーション付きフロントシートを見ることができるほか、コントラストステッチ、パノラマムーンルーフ、バング&オルフセンのプレミアムオーディオシステムなどを装備していることがわかる。
同ブランドは、パワートレインの詳細を明かしていないが、ADXにはターボチャージャー付きエンジンが搭載されることがわかっている。おそらく、最高出力193ps、最大トルク242Nmを発揮する、CR-Vの1.5L 直列4気筒ターボチャージャー付きエンジン、または、最高出力203ps、最大トルク260Nmを発揮するインテグラの1.5Lターボなどが予想される。
ワールドプレミアの時期は今秋であること以外不明だが、11月のロサンゼルスモーターショーが有力視されている。