マツダ史上最大のエンブレム装備!「BT-50」新型、トヨタ「ハイラックス」を追撃へ

マツダ BT-50 改良新型 ティザーイメージ
マツダは、中型ピックアップトラック「BT-50」改良新型のティザームービーを初公開した。
マツダ BT-50 現行型

第3世代となる現行型は、フォードによる資本提携を解消したマツダが、GMとの提携を解消したすゞからOEM供給を受けて、2020年に誕生した。

マツダ BT-50 改良新型 ティザーイメージ

そして現在、フォード・レンジャー、トヨタ・ハイラックス、三菱トライトンに追いつくために、スタイリングと技術アップグレードに向けて準備を進めているようだ。2024年にはいくつかのアップデートが施されたが、2025年にはより本格的なオーバーホールが予想され、マツダはこれを「徹底的にデザインを一新」明言していることから、単なる微妙な変更以上のものが期待できるだろう。

ティザーイムービーでは、フロントにズームインし、マツダCX-5を彷彿とさせる、シャープなLEDデイタイムランニングライトを披露している。また、グリルのデザインも一新され、量産車に装着されたマツダのバッジとしては、史上最大と思われるエンブレムが確認できる。

新しい外観に加え、改良新型には、刷新されたインターフェース、改良された安全機能、より多くのテクノロジーなど、機能面のアップグレードが予定されている。

キャビン内では、D-Maxの7インチデジタルインストルメントクラスターを装備、9インチインフォテインメントの下にはアップデートされたスイッチギア、追加のUSB-Cポート、リモートエンジンスタート、およびいくつかの追加のドライバーアシストを継承する可能性が非常に高い。また、より困難なオフロード条件でのトラクションを向上させる、いすゞの「ラフテレインモード」設定も追加される可能性がありそうだ。

ボンネットの下では、最高出力150psを発揮する1.9Lターボディーゼル、最高出力190psを発揮する強力な3.0Lターボディーゼルがキャリーオーバーされると予想され、バージョンに応じて後輪または4輪すべてに動力を送る。

BT-50改良新型のワールドプレミアは、10月18日に予定されている。

キーワードで検索する

著者プロフィール

APOLLO 近影

APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…