第3世代となる現行型は、フォードによる資本提携を解消したマツダが、GMとの提携を解消したすゞからOEM供給を受けて、2020年に誕生した。
そして現在、フォード・レンジャー、トヨタ・ハイラックス、三菱トライトンに追いつくために、スタイリングと技術アップグレードに向けて準備を進めているようだ。2024年にはいくつかのアップデートが施されたが、2025年にはより本格的なオーバーホールが予想され、マツダはこれを「徹底的にデザインを一新」明言していることから、単なる微妙な変更以上のものが期待できるだろう。
ティザーイムービーでは、フロントにズームインし、マツダCX-5を彷彿とさせる、シャープなLEDデイタイムランニングライトを披露している。また、グリルのデザインも一新され、量産車に装着されたマツダのバッジとしては、史上最大と思われるエンブレムが確認できる。
新しい外観に加え、改良新型には、刷新されたインターフェース、改良された安全機能、より多くのテクノロジーなど、機能面のアップグレードが予定されている。
キャビン内では、D-Maxの7インチデジタルインストルメントクラスターを装備、9インチインフォテインメントの下にはアップデートされたスイッチギア、追加のUSB-Cポート、リモートエンジンスタート、およびいくつかの追加のドライバーアシストを継承する可能性が非常に高い。また、より困難なオフロード条件でのトラクションを向上させる、いすゞの「ラフテレインモード」設定も追加される可能性がありそうだ。
ボンネットの下では、最高出力150psを発揮する1.9Lターボディーゼル、最高出力190psを発揮する強力な3.0Lターボディーゼルがキャリーオーバーされると予想され、バージョンに応じて後輪または4輪すべてに動力を送る。
BT-50改良新型のワールドプレミアは、10月18日に予定されている。