184cm/177cm/164cmの3人が実験 キャビンのスペースユーティリティをチェック

実証実験|スバル・フォレスター 後席の居住性をチェック! 5名乗車・後席3人、イケる?

販売好調なスバル・フォレスター。人気のSUVセグメントだから、競争は激しい。燃費や走破性もさることながら、ファミリーカーとして使われることが多いこのクラスのSUVには、キャビンの居住性も求められる。今回は、身長184cm(♂)177cm(♂)164cm(♀)の3名で実際に乗って、居住性を確かめた。後席の乗り心地インプレッションもお届けする。

では、3人が後席に乗るとどうなるか?

184cm/177cm/164cmの3人の大人が後席に乗るとどうなるか? 
実際に、男性2名、女性1名で後席3名掛けするとしたら、乗員のサイズ的には、もっとも大きな3人の組み合わせと言っていいだろう。この3名がフォレスターの後席に座ると、どうなるか?

左から177cm、164cm、184cm(なんとも微妙な写真ですみません)
帽子をかぶって乗っていることからもわかるように、ヘッドクリアランスは充分
足元はこんな感じである

3人乗ってみた。できれば、このような状態での東京〜神戸間ドライブ、などは避けたいところだが、結果をいうとサイズ感的にはまったく問題がない。
センター乗車の164cm女性は肩幅があるほうだが、左右に大柄な男性に挟まれても、身体が斜めになることなく、肩〜肩も重ならずに乗ることができる。

また、ヘッドクリアランスが充分あるため、押し込められた感がなく、座っていてもさほど不快には感じなかった。
肝心の足元はというと、写真でもおわかりいただけるよう、問題はない。センタートンネルがあるため、中央席に乗車する人の脚は左右どちらかに流すことになるが、それでも膝がセンターコンソール後部のエアコン吹き出し口に当たることもなく座れた。ただ、センターへ座るのは165cm以下が望ましいと思われる。

後席の中央席用シートベルトはどうなってる?

中央席用のシートベルトはカーゴルーム格納ホルダーから引き出して使用
後席背もたれのガイドに通して
小さいバックルとコネクターを結合(右側にあります)
この状態で、通常の3点式と同じように使用します
ちなみに、コネクターを外すときはタングプレートなどで押します

中央席用のシートベルトはカーゴルームの格納ホルダーに収まっているので、そこから引き出して使用する。小さいバックルとコネクターを結合させ、あとは3点式シートベルトと同じ状態だ。イメージとしては大きいバックル、小さいバックルと、ふたつある感じ。

格納する際は、小さいバックルの解除ボタン(赤)をタングプレート(シートベルト金具)などをつかって押し、分離させます(写真ではわかりやすく10円玉を使用しています)。

後席の窓はここまで開く

後席窓が全開にならないところは、個人的には少し不満ですが……

フォレスターは窓が大きいので、完全開にはなりません。個人的には全開できるほうが好みなので、不満ではあるのですが、そもそもの窓が大きいので気にはなりません。
開口部は35cmで、約11.5cmほど立ち上がった状態となります。

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著者プロフィール

生江 凪子 近影

生江 凪子

クルマ酔い防止で車外のクルマを見て育ち、気づいたときには取得した幼稚園免許/保育士資格を使うことな…