「扱いやすいクーペスタイルSUV」をコンセプトに、力強さ・上質さ・洗練さを合わせ持つデザインに、取り回しの良さと快適な室内空間を兼ね備えた新ジャンルのコンパクトSUV
新型フロンクスは「扱いやすいクーペスタイルSUV」をコンセプトに、力強さ・上質さ・洗練さを合わせ持つデザインに、取り回しの良さと快適な室内空間を兼ね備えた、新ジャンルのコンパクトSUV。
ボディサイズは全長3995×全幅1765×全高1550mmで、ホイールベースは2520mm。そして最小回転半径は4.8mと、扱いやすいボディサイズや優れた取り回し性を実現した。
エクステリアは、バックドアが大きく傾斜した流麗なクーペスタイルに、2段式ヘッドランプを組み込んだ存在感のあるフロントマスクや、機敏さと逞しさを感じさせるしなやかな筋肉を表現したダブルフェンダー、外周の切削部分に段差のあるステップリムを採用した16インチアルミホイールなどにより、クルマが溢れる街中でも個性を主張するルックスを実現。LEDデイタイムランニングランプや横一文字のテールランプなど、シャープで先進的なデザインときめ細やかなディテール処理により高級感を演出した灯火類もひと役買っている。
一方インテリアは、ブラック×ボルドーの配色と高輝度シルバー塗装の加飾により、スポーティで高級感がありながらSUVの力強さを巧みに演出。
シルバーステッチを施したレザー調&ファブリックシート表皮やレザー調ドアアームレスト表皮などにより、心地良さと上質感も追求。高目付のダッシュインナーサイレンサーや遮音壁などをボディ各所に配置し、車室内の静粛性を高めることで、快適な室内空間を実現した点も見どころだ。
さらに、スマートフォン連携メモリーナビゲーションやワイヤレス充電器、電動パーキングブレーキやブレーキホールド、シートヒーター(運転席、助手席)などの快適機能が標準装備され、利便性や実用性を高める装備・機能への注力にも余念がない。
コンパクトボディながらパッケージングは優れており、後席にもゆったりした足元空間を確保。荷室容量は後席使用時で210L、荷室フロアのラゲッジボードを外すと290Lに拡げられる。
パワートレインは、K15C型の1.5L直列4気筒エンジン(※)と、3.1ps/60Nmのモーター& 6Ahのリチウムイオン電池によるマイルドハイブリッドシステムに、パドルシフトで変速できる6速ATを組み合わせる。力強い加速性能に加え、スムーズかつスポーティな走りを実現した。WLTCモード燃費はFF車が19.0kmL、4WD車が17.8km/Lと発表された。
※FF車は101ps/135Nm、4WD車は99ps/134Nmを発揮
走行モードには、アクセルレスポンスを重視したエンジン制御を行なう「スポーツモード」を設定。スポーツモードスイッチをONにすることで、よりスポーティな走りが楽しめる。さらに、日本国内専用仕様として設定された4WD車には、路面状況に合わせて使い分けることのできる「スノーモード」、「グリップコントロール」、「ヒルディセントコントロール」の3つのモードを搭載し、悪路などでの走破性を高めている。
フロンクスには最新の予防安全技術を標準装備。ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」のほか、「アダプティブクルーズコントロール [全車速追従機能・停止保持機能付]」、「車線維持支援機能」、「ヘッドアップディスプレイ[カラー]」、「ブラインドスポットモニター」、「低速時ブレーキサポート(前進・後退)」などが採用され、安心・安全をサポートする。
なお、新型フロンクスは、経産省や国交省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国交省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当している。