最新の1.2L 直列3気筒「Z12E型」エンジンを採用
スズキのAセグメント・ハイトワゴン、「ソリオ」及び「ソリオバンディット」が、4年ぶりに大幅改良されることがわかった。
初代ソリオは、1997年に「ワゴンR」のボディパネルを流用、全長全幅を拡大して登場した。4代目となる現行型は、2020年にデビュー、2022年には廃止されていたストロングハイブリッド車が復活、「HYBRID SZ」とバンディット「HYBRID SV」が追加発売された。そしていよいよ初の大幅改良が執行される。
改良新型のエクステリアでは、LEDデイタイムランニングライトを含むヘッドライトの修正、グリルデザインの微調整などが予想され、バンディッドでは、より存在感のあるグリルが与えられそうだ。さらに、アーキテクチャのアップデートにより静粛性、外音の遮断性が向上、車中泊もより快適になりそうだ。
ハイライトは、最新の1.2L直列3気筒「Z12E型」エンジンを「スイフト」から流用するほか、新開発のマイルドハイブリッドシステムも搭載、高効率「CVT」と組み合わさることにより、燃費が4km/Lから5km/L向上すると予想される。
安全面では、ドアミラーに搭載されたLEDインジケーターにより、車線変更がより安全に実行可能になる「ブランドスポットモニター」の採用や、衝突の可能性が高まると、自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または衝突時の被害軽減を図る「デュアルブレーキサポートII」の導入が期待されている。
ソリオ改良新型のワールドプレミアは、2024年末が有力だ。