ダイハツ「ブーン」のOEMモデルであるパッソは、2004年に誕生。2016年には第3世代が発売されたが、2023年12月に販売終了となっており、後継モデルの開発が進められていた。
しかし、ダイハツの認証申請における不正行為により、パッソ/ブーン次期型の開発が中止されたとみられ、代わってトヨタが「スターレット」を復活させるという。
お馴染みCGアーティストのTheottleから協力を得たCGは、フロントエンドに、まつ毛のようなアクセントを配置した「シエンタ」風ヘッドライトを装備、内部にはホンダ「フィット」を彷彿させるような輪郭に沿ったLEDデイタイムランニングライトが配置されている。だが下部インテークは、フィットより拡大されて、トヨタのエンブレム付近まで伸びている。
側面では、後部ドアにキックアップするキャラクターラインを配置、後部では、スポーティーなルーフスポイラーを装備、テールライトのアウトラインを走るLEDを装備している。
同アーティストの情報によると、トヨタにはすでにBセグメントのハッチバックモデルがいくつかあるので、この生まれ変わったスターレットはAセグメントとBセグメントの中間のサイズになるという。
気になるパワートレインだが、ベースモデルは1.0L直列3気筒エンジンを搭載、最高出力70psを発揮する。また、高性能バージョンも期待されており、こちらは1.3L直列3気筒ターボエンジンを搭載。最高出力は150ps超えと予想され、車名には「GR」が採用されると噂されている。駆動方式はどちらもFFで、GRには6速マニュアルトランスミッションも設定されそうだ。
新生スターレットのワールドプレミアは、2025年内と予想される。