FRP製の船体は機動性・安定性・強度・剛性に優れており、瓦礫の多い現場や沿岸での救助活動にも対応可能
このたびヤマハが救助用ボートを無償提供するのは、茨城県の茨城西南広域消防本部、大洗町消防本部、ひたちなか・東海広域事務組合消防本部と、千葉県の匝瑳市横芝光町消防組合消防本部の4カ所。
提供される救助用ボートは、近年頻発する豪雨による河川氾濫時などでの救助活動を想定した専用設計。FRP製の船体は機動性・安定性・強度・剛性に優れており、瓦礫の多い現場や沿岸での救助活動にも対応可能となっている。さらに、前方開閉式のゲート構造により、救助者が単独で要救助者を水面から引き上げることを可能にし、迅速な救助活動をサポートする。
同社は、災害対策の強化を重要な社会課題のひとつとして捉え、これまでのボート開発で培った技術力を活かし、この解決に貢献することを目指す。