モジュラーTNGAを採用、最高出力200psのAWDか!?
トヨタがかつて販売していた、「スプリンター カリブ」の名が復活するという噂をキャッチ、早速予想CGを入手した。
スプリンター カリブは、「乗用車ベースの四輪駆動」というカテゴリーの元、1982年に登場した全地形型ステーションワゴンだ。初代に関しては、「スプリンター」の名を持つものの、カローラ系統ではない独立モデルだった。その後第3世代まで存続したが、2002年に生産終了すると同時に「スプリンター」の名は34年の歴史に幕を閉じた。
現在、欧州トヨタでは「カローラツーリングスポーツ」をベースに開発されたクロスオーバー、「カローラTREK」、日本市場では「カローラツーリング」が存在するが、スプリンターカリブには独自の特性があり、その復活を希望する声が大きい。
Kolesa Ruが提供してくれたのは12代目カローラステーションワゴンをベースにした予想CGだ。カリブは通常のカローラに比べてルーフレベルが高く、ルーフ自体にルーフレールが登場しているのが特徴だ。そのほかエクステリアの特徴は、バンパーを含むボディ下部のシルバーのプラスチック製ボディキットのほか、ドアとバンパーの端には、第3世代ステーションワゴンと同様に、黒いモールディングの幅広のストリップだろう。
また、車は全地形対応車なので、最低地上高が高いほか、Dピラーはボディ同色とし、LEDテールライトは、オリジナルを彷彿させる、テールゲートウィンドウを縁取るように垂直に配置されているのも特徴と言えそうだ。
カリブ新型には「モジュラーTNGA」(Toyota New Global Architecture)プラットフォームを採用、全輪駆動トランスミッションが標準装備し、最高出力200psを発揮する2.0L直列4気筒ガソリンエンジン搭載のハイブリッドモデルが予想され、カローラTREKよりもパワフルで、SUV寄りの雰囲気が期待できそうだ。
果たして「スプリンター」の名は復活するのか、早ければ2025年にも実現するかも知れない。