フェラーリが新世代ハイパーカー「F80」を世界初公開し、オンラインコンフィギュレーターも利用可能となった。
F80はラ・フェラーリが残した空白を埋めるもので、生産ラインに並ぶのはわずか799台。税抜き価格は1台あたり約390万ドル(約5億9千万円)から始まる。これらのほとんどはおそらくかなりシンプルな塗装スキームだが、もっと目立ちたい顧客には、ワイルドなオプションがオンラインで公開されている。
現在F80には、標準、ヒストリック、クラシック、スペシャル、マット仕上げに分かれた、幅広いカラーが用意されている。とくに注目なのは「Verde Masoni Opaco」マットオプション、「Green Jewel」、「Blu Corsa」や「Rama Mica」あたりだろう。Ram Micaは真珠のような深みのある赤で印象深い。その他、ツートンのレーシングストライプも複数みられるが、最も目を引く構成のひとつは、Giallo Modena (黄色) のストライプとRosso Dino (オレンジ) のストライプを組み合わせたもので、少し奇妙にも見える。
パワートレインは、3.0LツインターボV6エンジンとトリプル電気モーターを積み、システム合計の最高出力は1184psを発揮する。コンフィギュレーターでは、ドアやボンネットに任意の番号を付けることが可能で、「12Cilindri」と同様に、すべてのF80モデルにはヘッドライトをつなぐ光沢のある黒いストリップがあるが、欲を言えばカラーオプションも欲しいところだろう。
果たして日本でどんなカラーを目にすることができるか、楽しみにしたい。