初代スポーテージは1993年、当時同ブランドがライセンス生産を行なっていた、マツダ ボンゴのコンポーネントを流用して誕生した。第5世代となる現行型(NQ5型)は2021年に発売された。それから3年が経過、アップデートの準備ができており、新鮮なスタイリングと内部の技術アップグレードが予定されている。
ティーザービデオは、刷新されたLEDシグネチャーにズームインし、スポーテージをキアの最新のデザイン言語に合わせている様子が伺える。フロントエンドは、よりシャープで垂直に積み重なった新世代ヘッドライトと、存在感のある、直立した新グリルのおかげで、より力強く見えるようになっている。
リヤのLEDグラフィックは刷新され、よりすっきりとしたモダンな外観になっている。これらの変更は、ロングホイールベース バージョン (韓国、北米、オーストラリア向け) と、より短いヨーロッパ向けモデルの両方に適用される予定だ。
今回のティザーイメージには、キャビン内は含まれていないが、スパイショットでは新設計されたインテリアを見ることができる。新しいダッシュボードには大きな湾曲ディスプレイ、アップデートされたコントロール、2本スポークのステアリングホイールが備えられていることがわかる。
改良新型でも、ヒョンデ ツーソンとプラットフォームを共有。パワートレインは、8速オートマチックトランスミッションと組み合わされた、最高出力187psと最大トルク241Nmを発揮する2.5L 直列4気筒エンジンをはじめ、最高出力227psを発揮する1.6L ハイブリッドターボチャージドエンジン、最高出力261psを発揮するプラグインハイブリッド、最高出力183ps、最大トルク416Nmを発揮する2.0L ディーゼルなど、ほとんどのモデルはキャリーオーバーされ、全輪駆動が標準装備される可能性が高いだろう。
スポーテージ改良新型のワールドプレミアは11月に予定されており、相互プロモーションとして、日本でもおなじみのネットフリックスの大ヒットドラマ、『イカゲーム(Squid Game)』シーズン2(12月26日配信予定)に登場する予定だ。