日本で販売される日産車のうち「e-POWER」搭載車の比率は2023年度実績で42.6%に。2026年には北米市場にも導入
「e-POWER」は、高効率ガソリンエンジンで発電した電気を使い、モーター駆動のみで走行。電気自動車と同様に、モーター駆動ならではの力強くレスポンスの良い加速とともに、高い静粛性を実現している。
現在「e-POWER」搭載車は68の国や地域で販売され、高い評価を得ている。日本では、2016年11月に「ノート」に初めて採用して以降、ミニバンの「セレナ」やSUVの「キックス」や「エクストレイル」に搭載車種を拡大し、23年度の国内販売に占める「e-POWER」比率は42.6%となった。
中国では2021年9月に「シルフィ」に初めて搭載され、現在は「エクストレイル」にも採用を広げている。そして欧州では2022年9月に「エクストレイル」「キャシュカイ」から採用を開始し、今年1月に「e-POWER」搭載車の販売台数が10万台を突破した。2026年度には北米市場にも投入が予定されている。
地域別「e-POWER」搭載車累計生産台数実績
●日本:約117万台
●欧州:約14万台
●中国:約6万台
●その他:約15万台
●合計:約152万台
※2024年10月末時点