高出力の急速充電インフラの整備によりEVの充電時間を短縮し、EVユーザーの利便性向上へ。2026年末までに25カ所50基100口の急速充電設備を展開予定
メルセデス・ベンツは持続可能な社会の実現を目指して電動化への移行を推進しており、さらなる電動化加速のため、充電インフラの整備に積極的に取り組んでいる。このたび設立した新会社は、高出力の急速充電ネットワーク(HPC: High Power Charging Network)の設置を通じて、すべてのEVユーザーにメルセデス・ベンツならではの充電体験を提供することを目指す。
高出力の急速充電インフラ(HPC)の整備により、EVの充電時間を短縮し、EVユーザーの利便性を向上させる。また、より急速充電ニーズの高い3大都市圏周辺を中心に導入を進めることで、長距離移動時や基礎充電設備の不足による充電の不安を解消し、EVの実用性を高めていく。2026年末までに25カ所50基100口の急速充電設備を展開する予定だ。
なお、新会社はHPCの設置・運営事業に関して、株式会社パワーエックスと事業提携し、共同で協議・検討を進めていく方針だ。
■新会社概要
●商号
メルセデス・ベンツ・ハイパワー・チャージング日本合同会社
Mercedes-Benz High Power Charging Japan G.K.(英語表記)
●職務執行者
アンドレアス・レーア社長兼CEO
●資本金
1000万円
●所在地
千葉県千葉市美浜区中瀬二丁目6番地1
●事業内容
電気自動車用急速充電施設の設置・運営事業
●出資
Mercedes-Benz High Power Charging Overseas GmbH 100%