ニュル最速の新王者誕生!最高速350km/h。中国スマホメーカーがポルシェ「タイカン ターボGT」を圧倒

シャオミ SU7 ウルトラ プロトタイプ
中国スマートフォンメーカーのシャオミは、ハードコアEVセダン「SUV Ultara」を発表するとともに、ニュル最速の量産EVになったことを公式発表した。

トリプルモーターを搭載、最高出力1,548psを発揮、0-100km/h加速1.98秒、最高速350km/h!

シャオミ SU7 ウルトラ プロトタイプ

SU7 Ultraは、トリプルモーターを搭載し、最高出力1,548psを発揮、0-100km/h加速1.98秒、最高速度350km/hに達する動力パフォーマンスを持つ。

中国スマホメーカーがポルシェ「タイカンターボGT」を圧倒 | 写真(全10枚)

シャオミ SU7 ウルトラ プロトタイプ
シャオミ SU7 ウルトラ プロトタイプ

プロトタイプにより、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで6分46秒874という驚異的なタイムでラップを記録、これは後部座席削除機能付きのヴァイザッハパックを装備した、ポルシェ「タイカン ターボGT」の7分7秒55より20秒以上速く、リマック「ネヴェーラ」の7分5秒20をも凌駕する。

シャオミ SU7 ウルトラ プロトタイプ

そのほか、Ultraが倒した主な2ドアには、2020年のメルセデス「AMG GTブラックシリーズ」(6分48秒01)、パガーニ「ゾンダR」(6分47秒50)、2023年のポルシェ「911 GT3 RS」(6分49秒33)などがある。

公式発表されたUltraのボディサイズは、全長5115mm、全幅1970mm、全高1465mm、ホイールベース3000mmで、カーボンファイバーを多用、軽量化と高剛性化を実現した。

また、優れたエアロパーツにより、最大285kgという強力なダウンフォースを生み出している。

果たして国産車が「ニュル最速の量産EV」に君臨する日は来るのだろうか、大いに期待したい。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…