今回、『2024 日本自動車殿堂 歴史遺産車』の選定にあたり、日本国内に本格的なステーションワゴンの市場を確立したことや、水平対向エンジン、シンメトリカルAWDなどの基幹技術、デザインなどその後のスバル車に生かされている源流を生み出したことが評価に繋がったとされる。
レガシィは、「質の高いドライビングが味わえるドライバーズカー」を目指して、エンジン、車体をゼロベースで開発。スバルが継承する「走りを極めれば安全になる」という信念のもと、1989年の発売以来、その時代のニーズに合わせて改良を加え、進化を続けてきた。そして、国や文化、世代を超えた多くのドライバーに支持され、これまでの歴代モデル世界累計生産台数は740万台を超えている(*2)。
また、2003年に発表された4代目レガシィは、『2003-2004 日本カー・オブ・ザ・イヤー』を受賞。そして、自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP/*3)においては、最新モデルのレガシィ アウトバックが『自動車安全性能2021 ファイブスター(*4)大賞(*5)』を受賞するなど、高い評価を獲得してきた。
【注釈】
※1 日本の自動車の歴史に優れた足跡を残した車を永く伝承するため、日本自動車殿堂に登録された名車。
※2 2024年10月末時点。
※3 Japan New Car Assessment Programの略称。国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が実施。
※4 衝突安全性能及び予防安全性能の評価がAランク且つ事故自動緊急通報装置を備えていること。
※5 ファイブスター賞の対象車種のうち評価年度内での最高得点の車種に与えられる賞。