極太マフラーで威圧…ACシュニッツァー、ICE搭載「ミニクーパーS」に魔法をかけた!

AC シュニッツァー MINI クーパーS
ドイツを拠点とするチューナーの「AC Schnitzer」(ACシュニッツァー)は、MINI「クーパーS」の最新ボディキットを発表した。

新設計のボディキット、カスタムホイール、目に見える排気口などでクーパーSの雰囲気を高めることに成功

AC シュニッツァー MINI クーパーS

現在MINIは、ICEとEVハッチバックの両方に超高性能な「JCW」(ジョンクーパーワークス)バージョンを導入する準備を進めているが、現段階で最もホットグレードとなっているのが「S」だ。

AC シュニッツァー MINI クーパーS

そしてACシュニッツァーは、新設計のボディキット、カスタムホイール、目に見える排気口などでクーパーSの雰囲気を高めることに成功した。

最新世代のミニクーパーS 、よりスポーティなJCWバージョンでもテールパイプが隠れているが、AC シュニッツァーはそんなことはしない。中央に取り付けられた排気管のセットは、それぞれ直径100 mm(3.9 インチ)のカーボンファイバーのアクセント付き極太パイプで、よりアグレッシブなルックスに仕上げられた。

排気音が大きく威嚇的になっただけでなく、ミニの外観をシャープにするためにいくつかの空力トリックを追加している。フロントの2段スプリッターは、強化されたサイドスカートと本格的なリアディフューザーと調和している。また、大型のリアウィング、テールライト間のブラックトリム、そしてさらに華やかに飾るデカールが、魔法を完成させている。

脚周りでは、ACシュニッツァーの特徴的なスタンスを求めるミニ オーナー向けに、バイカラーまたはブラック仕上げの新しい19インチAC1アルミホイールセットを用意した。

そのほかのハイライトは、地面から15〜25 mm (0.6~1 インチ) 近づけ、10 mm(0.4インチ)のスペーサーと組み合わせることができるローダウンスプリングをオプションで提供することだ。

内装の改造は最小限に抑えられており、新しいアルミ製フットレストと、同様に洗練されたキーホルダーのみのシンプルなものになっている。

パワーに関しては、現段階で最高出力204ps、最大トルク300Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンに手を加えていない。しかし、ACシュニッツァーが、これまでの世代でミニクーパーSを強化してきた歴史を振り返れば、馬力アップが実現するまで長くはかからないだろう。

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著者プロフィール

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…