『トライトン』は、1978年に発売された『フォルテ』をルーツとする1トンピックアップトラックで、以来45年間で5世代にわたり約570万台を生産、世界約150ヶ国で販売されてきた世界戦略車だ。
今回、「Power for Adventure」という商品コンセプトのもとで開発が進められ、内外装デザインからシャシー、ラダーフレーム、エンジンなどが一新され、2023年7月より生産工場のあるタイで販売を開始。世界約100ヶ国へ順次投入される予定で、日本では2024年2月に導入されている。マリンスポーツやウィンタースポーツ、キャンプといったアウトドアアクティビティでの可能性を広げて、ドライバーの冒険心に応える三菱自動車らしさを象徴するモデルのひとつである。
今回の「RJC カーオブザイヤー」受賞理由は以下の通りだ。
「ピックアップトラックでありながら、SUV的な用途で、キャンプやさまざまなアウトドアスポーツを楽しむアクティブなユーザー層に好評。悪路走破性や走りの楽しさといった三菱自動車らしさ、パジェロで培われた四輪制御技術や信頼性・耐久性を評価した」