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現行4代目 ZVW50系 (2015年~/PHVは2017年~)
1997年に世界初の量産ハイブリッド専用車として誕生したプリウスも、すでに現行車種で4代目を数える。4代目のZVW50系はトヨタの新たなクルマ作り世界戦略思想である『TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーの英文頭文字を取った略称)』を採用した第1号車でもあり、その思想に基づいた新型世界戦略プラットフォームであるGA-Cプラットフォームが用いられている。これにより走行性能や衝突安全性能などが大きく向上している。ハイブリッド・システムは先代同様の『リダクション機構付きTHS-Ⅱ』で、ガソリンエンジンも先代同様の2ZR-FXE型だが、改良が施されて最大熱効率40%を実現。システム全体でも小型・軽量化や約20%の低損失化がはかられている。また、歴代初となる『E-Four(電気式4輪駆動方式)』を採用した4WD車が新設定された。搭載バッテリーも“S”グレードを除く全車がエネルギー密度の高いリチウムイオン電池となっている。
■2016年式 Sツーリング 「性能を考えると本当にバーゲンプライスだと思います」
ニックネーム:MARS 年式グレード:2016年式 Sツーリング 性別:男性(40代) 居住地域:愛知県
排気量:1.8ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:26km/ℓ
長所:ボディ剛性が高い。足回りがしっかり動く。価格の割に装備が良い。
短所:販売台数が多いので所有しても特別感はない。内装に樹脂やプラスチックが多い。
評価
外観:★★★★★ 前期型は好き嫌いがはっきりするが私は個性的で好き。
室内:★★★☆☆ プラスチック多用で安っぽい。
走行性能:★★★★☆ エコカーと言われるがボディ剛性足回りがしっかりしていて、少しサスを固めるとけっこう楽しい。
燃費性能:★★★★★ 世界トップクラスの燃費はやはり凄い。
装備:★★★★☆ 今となっては普通だがデビュー当時はコストパフォーマンスに優れていた。
満足度:★★★★★ 細かな不満しか出てこない本当に良く出来た車で全然飽きない。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「販売台数が多いので個性を求めるのは無理ですが、性能を考えると本当にバーゲンプライスだと思います。当然ながら燃費が良く、ボディ剛性がしっかりしていて足回りもよく動く。
ただのエコカーではないです。騙されたと思って一度試乗してみることをオススメします」
■2016年式 Aプレミアムツーリング 「先進性を求めるなら、50系は足踏み状態だったので、次期型を待ったほうが良い」
ニックネーム:YxJ 年式グレード:2016年式 Aプレミアムツーリング 性別:男性(50代) 居住地域:神奈川県
排気量:1.8ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:17km/ℓ
長所:暖房の温度が上がるまで時間がかかると言われているが、シートヒーターが瞬時にシートを温めてくれるので快適。50系になって、パワーモードにしなくても快適なドライブができるようになった。50系からTNGAになり、ドライブフィールが格段に向上した。
短所:30系より初速が劣化した。30系と比べインパネ周りが平凡で未来感がなくなった。30系が初採用し2021型LEXUSNXに転用されたTouchTrace機能が50系にはない。
評価
外観:★★★★☆ 世間では評判が悪い時期があったが、50系前期のバックビューが、お気に入り。
室内:★★☆☆☆ スターウォーズの劣化版って感じ。
走行性能:★★★★☆ ツーリングで17インチだからノイズは拾うが、自分的には気持ち良い走行フィーリング。
燃費性能:★★★★☆ 問題ない。
装備:★☆☆☆☆ 先進性が薄れ普通の装備しかない。
満足度:★★★☆☆ 30系後期から50系前期に買い替えたが、TNGA以外の変化に乏しいため、50系後期への買い替えは見送った。次に期待してる。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「TNGAは良くできていて快適なのでオススメする。先進性を求めるなら、50系は足踏み状態だったので、次期型を待ったほうが良い」
■2016年式 A 「カローラツーリングより後席に余裕があり、荷室も100ℓ以上広いので、使い勝手は抜群です」
ニックネーム:web 年式グレード:2016年式 A 性別:男性(50代) 居住地域:大阪府
排気量:1.8ℓ トランスミッション:その他
平均燃費:25km/ℓ
長所:抜群の燃費。ワゴン並みの積載性。しっかりした足まわり。
短所:短距離での燃費悪化。地上高が低くて、よく擦る。暖房の効きが遅い
評価
外観:★★★★★ 慣れると前期のデザインの方がモダン。後期は無難すぎる。
室内:★★★★★ 前方視界がいい。後方も実際の視界は広く、下の窓は雨天でもクリア。
走行性能:★★★★☆ 飛ばさないので不満はないレベル。
燃費性能:★★★★★ 期待通り。
装備:★★★★★ ACコンセントは災害時の備えとして心強い。
満足度:★★★★★ 中古で割安で購入できたので満足。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「デザインの評判など気にせず、自分がいいと思ったのなら、所有して満足できるクルマ。
カローラツーリングよりも後席に余裕があり、荷室も100ℓ以上広いので、使い勝手は抜群です」
■年式不明 ハイブリッド エントリーモデル 「車体重量が旧型より軽くなり、運転しやすくなった」
ニックネーム:手押し車 年式グレード:年式不明 ハイブリッド エントリーモデル 性別:男性(60代〜) 居住地域:東京都
排気量:1.8ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:20km/ℓ
長所:燃費性能が旧型式から確実に進化。車体重量が旧型式よりは軽くなり、運転しやすく。
短所:付属のジャッキが小型になり、使用上の支障ありそう。ガソリン車に比べれば、登板時の重量感は否めず。
評価
外観:★★★★☆
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★★★ 高速道路走行では30km/ℓ程度で走れる。
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「HEVのベストセラーとして安心感があり、今後とも進化を続けていくものと期待」
3代目 ZVW30系 (2009-2015年/PHVは2012-2016年)
2009年にデビューした3代目にあたるZVW30系は世界的に販売が拡大されたモデルだ。日本でも車両本体価格の引き下げやエコカー減税政策の恩恵などにより、発売開始から1か月間の受注台数が月販目標の18倍にあたる約18万台を受注、最大約10か月以上の納車待ちという自動車史上まれに見るヒットの超人気車となった。ハイブリッドシステムには全体の9割以上が新開発の『リダクション機構付きTHS-Ⅱ』を採用。エンジンは高速域での燃費向上のため1.8ℓの2ZR-FE型に変更され、モーターも3JM型に変更されている。トランスアクスル、PCU(パワー・コントロール・ユニット)、バッテリーが小型軽量化されたことと相まって、世界トップクラスの省燃費と2.4ℓガソリンエンジン車なみのパワーを実現している。
■年式不明 ZVW30 「普段使いでは十分なパワー。圧倒的燃費。壊れない」
ニックネーム:D.Kanou 年式グレード:年式不明 ZVW30 性別:男性(20代) 居住地域:東京都
排気量:1.8ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:25km/ℓ
長所:普段使いでは十分なパワー。圧倒的燃費。壊れない。
短所:シフトノブが使いにくい。
評価
外観:★★★☆☆
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★★★
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「最初の1台にどうぞ」
■2012年式 G 「環境に配慮出来ている車だとつくづくと思える」
排気量:1.8ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:22.5〜24.0km/ℓ
長所:環境に配慮出来ている車だとつくづくと思える。
短所:突如、補器バッテリー容量不足の為、エンジンが掛からない。販売台数が多い為、マナーの悪い人に見られる。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★★☆
装備:★★☆☆☆
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「今後、EV化が進むなか、HVはまだまだ需要が伸びると思います。環境問題を考えるとトヨタのHVは素晴らしいと思います」
2代目 NHW20系 (2003-2011年)
2代目にあたるNHW20系は、いささか実験車的な性格を持っていた4ドア・セダンの初代モデルとはうって変わった5ドア・ハッチバックのスタイリングで2003年にデビューした。また、スモールクラスからミドルクラスへとサイズも拡大されているが、これは本格的に海外市場での販売を見据えてのこと。ハイブリッドシステムは初代モデルに搭載された『THS(Toyota Hybrid System)』の発展型の『THS-Ⅱ』で、エンジンは初代同様に1.5ℓの1NZ-FXE型だが最高回転数を増加、また、3CM型交流同期モーターの出力もアップさせ、十分以上の動力性能を誇りつつも、当時、世界最高の省燃費を達成していた。モーターのみの走行が選択可能な『EVモード』や電動パワステを統合制御した世界初搭載となる横滑り防止機構『S-VSC』、同じく世界初となる自動駐車支援装置『インテリジェントパーキングアシスト』などの革新的な装備の数々も話題となった。
■2008年式 「燃費は結構良いが、アクセルワークは細心の配慮が必要」
ニックネーム:サーやん 年式グレード:2008(平成20)年式 性別:男性(60代〜) 居住地域:愛媛県
排気量:1.5ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:20km/ℓ
長所:燃費は結構良いが、アクセルワークは細心の配慮が必要。
短所:空力特性の為かバックが難しい、車庫入れ時に真直ぐにならない。地道を走る時は良いが、高速に入ると悪くなる。
評価
外観:★★★☆☆
室内:★★★☆☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★☆☆
装備:★★★☆☆
満足度:★★★☆☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「此れだけガソリン価格が上がって来るとコストパフォーマンスは上がって来ると思う。仮に200円/ℓになっても倍走れば100円/ℓになる。但し、信号は二つ前のを見る必要がある&PCをだます為の微妙なアクセルワークが必要である。嫁と私では5Km/ℓ程燃費の差が出ます」