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HDMIなどの外部入力にもTV-KITシリーズは有効
ここ数年で、クルマでの動画コンテンツの楽しみ方が劇的に変化してきた。従来のテレビ放送やDVDに取って代わって大きく躍進しているのが、YouTubeやNetflixに代表される、いわゆるインターネット動画だ。実はこの躍進の要因は、5Gの普及にある。従来の4Gと比較して劇的に通信速度が速くなった5Gの登場により、外出先でも通信速度や通信料金を気にすることなく気軽に動画コンテンツを視聴できるようになったのだ。一般的な楽しみ方は手持ちのスマホやタブレット端末で視聴する方法だが、車内ではやはり純正ディスプレイオーディオなどの大画面で楽しみたいもの。
そこで活用したいのが、データシステムの『TV-KIT』シリーズである。本来は走行中にTV放送の表示やナビの操作ができなくなってしまう純正ディスプレイオーディオや純正ナビに装着することで、同乗者が映像の視聴やナビ操作ができるようになるアイテムなのだが、当然のことながらHDMIなどの外部入力にもTV-KITシリーズは有効なのである。
HDMI変換ケーブル『AV004』でiPhone、iPadのミラーリング映像も表示
今回テストしたのは、最新のトヨタ・アルファード。純正ディスプレイオーディオの外部入力には家庭用と同じHDMIタイプA端子が装備されており、既存のHDMI映像機器やAmazon『Fire TV stick』などを接続できるが、走行中の視聴は不可能。しかしTN-KITを装着すれば、HDMI入力の映像も、走行中に視聴が可能になるのだ。さらにデータシステムではミラーリングHDMI変換ケーブル『AV004』を新たに発売。最新のiPhone、iPadのUSB-C出力をHDMIタイプAに変換。純正ディスプレイオーディオの大画面液晶ディスプレイにミラーリング映像を表示できるのだ。