スバルがかつて販売していたピックアップトラック「BAJA」(バハ)の名が復活する可能性があるという噂が浮上している。ということで、早速予想CGを制作した。
バハ・カリフォルニア半島に由来する名付けをされたバハは、2003年から2006年まで生産されたスポーツユーティリティトラック(SUT)。当初は2.5L水平対向4気筒SOHCエンジン搭載モデルが販売され、2004年からはターボモデルもラインナップされた。
このたびTheottle氏から提供された予想CGでは、インプレッサと同様のLEDデイタイムランニングライトを内蔵するヘッドライトユニットが埋め込まれており、グリルは太いバーを配置した力強いデザインとされている。
また、前後フェンダーやサイドシルにプラスチック・クラッディングを装備。リヤクォーターウィンドウはスポーティーにキックアップ処理されている。後部では非常にコンパクトな「J」型のLEDテールライトが見てとれる。
車体としては、GR86/BRZ、bZ4X/ソルテラを共同で開発するなど、強い関係を持つトヨタ車とプラットフォームをシェア。具体的には次世代「ハイラックス」とアーキテクチャを共有する兄弟モデルとなる可能性があるようだ。
パワートレインはクロストレックで採用される新開発の2.5L水平対向エンジン「ストロングハイブリッド」を搭載。航続距離はピックアップトラックとしては最高レベルとするなど実用性が高められ、マツダ「BT-50」などの対抗馬となるだろう。
スバルがピックアップトラック市場に復帰するというのは噂レベルではあるものの、実現するなら2026年になると予想されている。また、三菱「トライトン」やトヨタ「ハイラックス」がしのぎを削る日本ピックアップトラック市場に殴り込みをかけるのか。そうなれば盛り上がること間違いなしだ。