優れた性能を世界屈指の過酷なオフロードレースで実証!
「スコア・ワールド デザート チャンピオンシップ」の最終戦(全4戦)であるバハ1000は、山岳地帯や砂漠地帯などの荒れた路面を昼夜通して走破することから、世界屈指の過酷なオフロードレースとして知られている。同レースでは「オープンカントリー」の優れた耐久性と悪路走破性が同社サポート選手チームの走行を支え、最上位クラスのシスコア・トロフィートラック部門でタボ・ヴィルドソーラ選手チームが2位、アラン・アンプディア選手チームが3位と、上位に入賞した。
また、同社と戦略的パートナーシップを締結しているSUV・四輪駆動車用総合パーツメーカーの株式会社ジャオスのレースチームで、能戸知徳選手がドライバーを務める「TEAM JAOS」は、LX600 をベースとしたLEXUS LX600 “OFFROAD” TEAM JAOS 2024 ver. で昨年の雪辱を晴らし、見事クラス優勝を達成した。
アラン・アンプディア選手は、「今シーズンは年間を通して好成績を収めることができたので、年間チャンピオンという大きなタイトル獲得につながったと思います。トーヨータイヤからのサポートの力は大きいと感じています。来年も更なる活躍ができるよう今から準備を進めていきます」と年間チャンピオン達成の喜びと来年に向けた抱負を語った。
また、能戸知徳選手は、「今大会は例年以上にチャレンジングな路面やセクションが多く、厳しい条件でしたが、タイヤとマシンにトラブルはなく、約29時間におよぶロングドライブを走り切ることができました。オープンカントリーの優れた性能を改めて実感しました」とレースを振り返っている。
「オープンカントリー」シリーズはSUVをターゲットとしたトーヨータイヤの主力ブランド。同社は国際的なレースにてオープンカントリーを装着した車両で数々の優秀な成績を修め、耐久性能や耐外傷性を高い次元で磨いてきた。とくに大型SUV車両が抜きんでて普及している北米では、それらの高い基本性能とアグレッシブなパターンデザインが高く評価されている。また、国内ではタイヤ側面の商品名とブランドロゴを白文字で立体的に表記したホワイトレターの商品も展開されている。
このようにトーヨータイヤでは、過酷な環境下で行なわれるオフロードレースへの参戦で得られた経験を、ピックアップトラック/SUV向けタイヤの製品開発にフィードバックして性能を磨いている。同社は今後も、レースを通じて得た知見を商品開発に生かし、より高性能・高品質で魅力的な製品をグローバルに届けていく方針だ。