斜め後方死角撲滅大作戦 第2弾・ちっちゃな「サポートミラー」を試してみた 【MFクルマなんでもラウンジ】 No.12 | 1枚目の写真（全70枚）
ミニミラー。
車両に左後方から接近する自転車のおじさんが視認できた。
日産キャラバンが近づけば･･･
ミニミラーにはこのように映った。ねらいどおり！
今回の記事作成にあたり、カーメイトからメーカー写真をちょうだいした。まずは電子ミラー専用サポートミラー（トヨタ車用・NZ875）。
トヨタ車用NZ875本体。
トヨタ車用NZ875、車両取付状態。
取付前後比較。
こちらは電子ミラー専用サポートミラー（日産車用・NZ876）。
日産車用NZ876本体。
日産車用NZ876、車両取付状態。
取付前後比較。
カーメイトのねらい。
つまりだね、ミラーは窓を覗くのと同じだから、正面からこのように見えても･･･
見る目の角度をずらせば、見えなかった部分も見えるでしょというわけ。
液晶のミラー･･･というよりは、このときは液晶モニターだが、写真と同じなのでアングルを変えても映っているもの以外は見えない。
で、自前で買ったのは日産車用NZ876。お値段、税込み2780円だった。安くはないぜ。
正面。
背面。
トヨタ車用も･･･
日産車用も、90度折れることで角度調整ができる。
旧ジムニーシエラの、オーソドックスな防眩ミラー。
トヨタ用のブラケットはカーブしているので、ルームミラー背面に合わせると、サポートミラーは正立状態でも必要以上に外側を向いてしまう可能性がある。
対する日産車用は、ブラケットがほぼ平面なので、取り付けたとき、ルームミラーとほぼ平行になる。
ブラケット上下のつばが邪魔になるの図。
同じく。
邪魔なものはカット！ 赤部分を取っ払う。
最初プラスチック用カッターで着手したが･･･
いつ刃が通るかわからないので、ホットカッターに変えた。
断面をやすりで磨く。
研磨しても断面はばっちい。
このような形になった。予定どおりいくか？
分離したつば部分。断面が不器用さを物語る。
ルームミラーを真横から。背面は単純な曲面に見えるが、これがブラケットをあてがうとかなり複雑なカーブであることを痛感する。
ブラケットをミラー背面にあてがっちゃあ両面テープを貼りぃのを繰り返し、部分ごとに重ね数を変えて貼っつけた両面テープ。もう何が何だかわからない。
で、取付完了！
下から。両面テープの苦労の跡が生々しい。
上側。目を凝らして見たくない。
フロントガラス外側から。ブラケットの反り部分は残しておいた。
ルームミラーに映らないこの位置に三脚を置く。
ドアミラーからも見えない位置に。
前にミニミラーで同じことをしたときに見え方。
今回のサポートミラーによる鏡面視野。全体は小さいが、映る範囲はサポートミラーのほうが広い。
ミニミラー表面は平面に近いのに対し･･･、
こちらサポートミラーは、サイズが小さいぶんを曲率を上げて視野角をカバーした。
お、来た来た。
小さいが、リヤガラス越しにスクーターを捕獲できた。
渋滞中の停止時。サポートミラーにこのようにトラックが映ったとき･･･、
後ろを向けば、トラックはこの位置にいる。
白のベンツをサポートミラーに発見。
目視すればこのとおり。
プリウスが見えて･･･、
後ろを向けばこのとおり。
黒のベンツ！
このとおり。
助手席側ドアミラーも写した。黒ベンツは映っていない。
ナイトシーン。いまやめずらしいミラジーノ。
左を向けばこのとおり。
さきの黒ベンツもそうだが、左ドアミラー枠外のものもサポートミラーには映ることがわかった。
さんざっぱら走っているうちに燃料ランプが点いちまった。
実家に戻っていた妹のクルマから、今回の記事のためにかっさらってきた、偶然同じカーメイトのワイドミラー。
「貸して。」「いつ返してくれるの？」「さあ、年内かな。」
･･･怒られた。
ルームミラーにはさんで取り付けるワイドミラーのこのピン部分を、いま幻の汎用版サポートミラーに転用できれば、多くのルームミラーに対応できるのではないか。
このような取付構造にするのだ･･･まあ、それくらいのことは、当のカーメイトだってとっくに考えていると思う。
防眩ミラー。昼間状態。
下のレバーをこちらに引いて上向きに。これが防眩状態だが、左のサポートミラーだって上を向いてしまう。汎用品では前後角調整が必須だ。
90度倒す。
あ。
税込み2780円（実勢価格）はちと高いと思った。
撮りたい写真を求めて方々（ほうぼう）走っているうち、サポートミラーがだんだんずっこけてきた。両面テープ貼り付けはやはり無理があったようだ。明日には床に落ちているような気がする。汎用品を大急ぎで！ 頼む、カーメイト！
