スーパーカーキラー誕生…マンハート「BMW M2」、最大718馬力のコンパクトモンスター

マンハート BMW M2 チューニングカー
ドイツのチューナー「マンハート」が、BMW「M2」をフルチューンした「MH2 700 II」を公開した。

モンスターをさらにモンスターに

マンハート BMW M2 チューニングカー

M2は、同ブランドの現在のラインナップの中では間違いなく最高のスポーツカーであり、ポルシェ「ケイマン」やメルセデス「AMG A45 S」などのスポーツカーの魅力的な代替品となっている。そして今、マンハートは M2 をポルシェやメルセデスを圧倒するだけでなく、本物のスーパーカーをも脅かす車に変えた。

マンハート BMW M2 チューニングカー

BMWの「S58」3.0リットル直列6 気筒ツインターボエンジンは、最高出力473 ps、最大トルク550 Nmを発揮するが、カーボンファイバー製エアインテーク、200セル触媒コンバーター付きステンレス製エキゾースト、マンハート MHtronik パワーボックス、または工場製ECUリマップのいずれかを装備することで、スーパーカーレベルの最高出力は718ps、最大トルク900 Nmへと向上させる。

そのほかの改造では、「KWローダウンスプリング」や、車高を下げてハンドリングを向上させる「KW Variant4」コイルオーバーセットなどがある。ブレーキは変更されていないが、M2に約250馬力を追加したい人は、より強力なブレーキパッケージを探すのが賢明だろう。

そして、フロントエンドの大型インテーク、特徴的なサイドスカート、ボンネットフード、キドニーグリル、特注のリアディフューザー、巨大なリアウィングなど、多数のカーボンファイバ パーツがアップグレードを締めくくる。

シャンパンカラーのデカールも外装の一部を飾り、キャビン内には、小さなロールオーバーバー、シートカバー、カーボンファイバートリム、マンハートブランドのフロアマットが装備される。

マンハートは、加速タイムを発表していないが、比較的コンパクトなスポーツカーでこのようなスペック、専用パーツがあれば、MH2 700 IIにとって絶対的な武器となることは間違いないだろう。

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著者プロフィール

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APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…