ホンダCR-V e:FCEVがテクノロジー・オブ・ザ・イヤーを受賞! FCEVとPHEVの合わせ技が高評価【2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー】

12月5日、「2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会が開催され、ホンダCR-V e:FCEVがテクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーに選出された。燃料電池車でありながら、プラグイン機構を設けた日本車唯一のメカニズムが高く評価された。

12月5日、「2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会が開催され、ホンダCR-V e:FCEVがテクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーに選出された。テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーは2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤーから設けられ、アウディe-tron Sportback、三菱アウトランダー、日産エクストレイル、日産セレナが受賞している。

CR-V e:FCEVは外部から充電可能なプラグイン機能をもつ燃料電池自動車(FCEV)。これは日本の自動車メーカーが発売するモデルとしては初の機構となる。水素を燃料とするFCEVには長い航続距離と充填時間の短さというアドバンテージがあるが、それに家庭や外出先で充電できるプラグイン機能が加わることによって、より幅広いシーンでの活躍が可能だ。なお、販売形態はリース形式のみとなっている。

ホンダCR-V e:FCEV

今回のホンダCR-V e:FCEVの受賞理由は、下記のとおり。

「燃料電池車のパイオニアであるホンダのCR-V e:FCEVが受賞した。いまだマイナープレイヤーであるFCEVの民主化を目指し、スタックの小型化、高効率化を実現。同時に低コスト化と高耐久性も両立し、人気カテゴリーであるミドルクラスSUVカテゴリーに投入した意義は大きく深い。また水素ステーションが少ない不安を払拭するために、外部充電が可能なプラグインハイブリッドとして使い勝手を向上させた点も高い評価を得た理由である。」

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