ホンダは12月11日、2025年シーズンにおける四輪モータースポーツ活動の参戦体制を発表した。
国内外の様々なモータースポーツカテゴリーに参戦し、技術を磨き、人材を育てているホンダ。2025年シーズンにおいては、モータースポーツの頂点に君臨するF1で、ホンダ・レーシング（HRC）がESS以外のパワーユニット（PU）コンポーネントをレッドブル・パワートレインズに供給するとともにPU運用をサポートするほか、角田裕毅の活動もサポートする。
北米においては、インディカー・シリーズに参戦する5チームにHRC USを通じてエンジンを供給するのと平行して、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスにアキュラARX-06が参戦。メイヤー・シャンクレーシングが走らせる2台のうち、93号車をHRC USのセミワークスとし、人材育成と技術開発を加速させる。
また、93号車の第4ドライバーとして、全日本スーパーフォーミュラ選手権で2024年シーズン最終ラウンド鈴鹿で2連勝を果たした太田格之進が加わる。太田はデイトナ24時間のほか、ワトキンス・グレン6時間とインディアナポリス6時間にエントリーする。
ホンダは国内カテゴリーでは、スーパーGTやスーパーフォーミュラなどに引き続き参戦。北米レース界に進出する太田に代わり、小出峻がAstemo REAL RACINGからスーパーGT GT500クラスに参戦するなど、ラインナップの変更が明らかにされた。
この日発表された各カテゴリーの体制は以下の通り。
全日本スーパーフォーミュラ選手権
| チーム | ドライバー |
| DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 牧野任祐 太田格之進 |
| ThreeBond Racing | TBA |
| TEAM MUGEN | 岩佐歩夢 野尻智紀 |
| San-Ei Gen with B-Max | TBA |
| PONOS NAKAJIMA RACING | 佐藤蓮 TBA |
スーパーGTシリーズ GT500クラス
| チーム | ドライバー |
| ARTA | 野尻智紀 松下信治 大津弘樹 佐藤蓮 |
| Astemo REAL RACING | 塚越広大 小出峻 |
| Modulo Nakajima Racing | 伊沢拓也 大草りき |
| STANLEY TEAM KUNIMITSU | 山本尚貴 牧野任祐 |
スーパー耐久シリーズ ST-Qクラス
| チーム | ドライバー |
| Team HRC | TBA TBA TBA |
インディカー・シリーズ
| チーム | ドライバー |
| Chip Ganassi Racing | No.8 キフィン・シンプソン No.9 スコット・ディクソン No.10 アレックス・パロウ |
| Andretti Global | No.26 コルトン・ハータ No.27 カイル・カークウッド No.28 マーカス・エリクソン |
| Meyer Shank Racing | No.60 フェリックス・ローゼンクヴィスト No.66 マーカス・アームストロング |
| Rahal Letterman Lanigan Racing | No.15 グレアム・レイホール No.30 TBA No.45 ルイス・フォスター |
| Dale Coyne Racing | No.18 TBA No.51 TBA |
| TBA | 佐藤琢磨 |
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権
| チーム/ No. | ドライバー |
| Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian No.60 | コリン・ブラウン トム・ブロンクヴィスト フェリックス・ローゼンクヴィスト スコット・ディクソン |
| Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian No.93 | ニック・イェロリー レンガー・ファン・デル・ザンデ アレックス・パロウ 太田格之進 |
フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン・チャンピオンシップbyアルピーヌ
| チーム | ドライバー |
| ART Grand Prix | 加藤大翔 |
フランスF4選手権
| チーム | ドライバー |
| ── | 佐藤凛太郎 |
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
| チーム | ドライバー |
| HFDP with B-Max Racing Team | 野村勇斗 |
FIA-F4選手権（日本）
| チーム | ドライバー |
| HFDP with B-Max Racing Team | 新原光太郎 百瀬翔 |