米国を拠点とするチューナー「ロードショー・インターナショナル」がフェラーリ「プロサングエ」に斬新なカスタムを施した。
ロードショー・インターナショナルが最近完成させた数少ない大胆なプロジェクトのひとつと伝えられるプロサングエ カスタムは、先ず塗装にこだわりが見られる。深い栗色で塗装されており、角度によっては黒く見えるが、直射日光の下では深い赤/紫の輝きが現れる。仕上げはセラミックコーティングだ。
次に24インチのフォルジャートホイールが取り付けられた。このタイトスポークのリムはクロームで覆われている。また、その奥には黄色のブレーキキャリパーを装備。イタリアのエキゾチックなスーパーSUVよりも、キャデラック「エスカレード」や古いハマーH2に似合うクロームホイールのようだ。
他には、全ウィンドウ、ヘッドライト、テールライトがブラック加工されるほか、車高は10mmダウンされる。
エクステリアは意見が分かれるかもしれないが、キャビン内はフェラーリらしいゴージャス感とスポーティーさが見られる。シート、ヘッドライナー、センター コンソール、ドアパネルはタン色のレザーで飾られ、赤いアクセントと金属パーツとのコントラストが際立っているほか、ダッシュボード全体にカーボン ファイバーと黒のレザーがふんだんに使用されている。
パワートレインは、最高出力715psを発揮する6.5L自然吸気V12エンジンがそのまま採用されている。