2025年型「トヨタ・タコマ」が今冬発売!326馬力のi-FORCE MAX搭載のTRDプロ、トレイルハンターをラインナップ!【北米】

昨年大きな話題とともにデビューした4代目「トヨタ・タコマ」の2025年モデルが発表され、引き続き圧倒的なオフロード性能が発揮される。新型モデルでは、TRD Proおよびトレイルハンターグレード向けの新しい赤いフロント牽引フック、利用可能な4つ目の予備配線付きAUXスイッチ、新しいTRD Proカラーのマッドバスなど、重要なアップグレードがいくつか施されている。標準装備のi-FORCEは最大278馬力/429Nmのパワーを発揮し、i-FORCE MAXでは最大326馬力630Nmを発揮する。2025年式タコマは今冬、北米のトヨタディーラーに到着する予定となっている。メーカー希望小売価格(MSRP)は3万1590ドル(≒485万円)からとなる。

2025年型タコマは、2つの魅力的なパワートレインから選択することができる。i-FORCE MAXハイブリッドは、最高出力326馬力、最大トルク630Nmを発揮し、8速オートマチック・トランスミッションと組み合わされ、EPA推定値10.2km/Lを実現する。標準装備のi-FORCE 2.4Lターボエンジンも、最大278馬力、最大トルク429Nmのパワーを発揮し、EPA推定値11.0km/Lを実現する。回転マッチングとストール回避技術を搭載した6速インテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)もラインナップされる。

タコマは専用設計のエンジニアリングと頑丈なコンポーネントを搭載した「トレイルハンター」グレードを展開し、トヨタの伝説的なオフロード性能をさらに強化している。i-FORCE MAXを搭載し、Old Man Emu 2.5インチ鍛造モノチューブショック、18インチのブロンズ仕上げホイール、33インチのグッドイヤーラギッドテレーンタイヤ、カラー選択可能なLEDフォグランプや、インスパイアグリルなどユニークな外装機能が装備されている。

バハレースからインスピレーションを得たTRD Proは、i-FORCE MAX専用グレードでもあり、このセグメントでは初となる標準装備のアイソダイナミック・パフォーマンス・フロントシートを採用している。このシートは、エアオーバーオイル・ショックアブソーバーシステムを採用しており、上下方向と横方向への同時移動により、車体の揺れを抑え、頭部と首を安定させて背骨とのアライメントを維持する。

タコマは2輪駆動、パートタイム4輪駆動、フルタイム4輪駆動の3つの駆動方式が選択可能。 i-FORCE MAXグレードのほとんどは、オンロードでもオフロードでも対応可能な4輪駆動を標準装備している。リミテッドグレードは、電子制御式センターデフロック機能付きフルタイム4輪駆動で、滑らかな乗り心地のAVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション)は標準装備となっている。

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