8月予告のサーキット専用シングルシーターはこいつか?
このティザースケッチは、同社Webサイトで購入可能なリマックマガジン最新号に掲載されている。そのスケッチには、通常の「ネヴェーラ」、ターコイズカラーの「ネヴェーラR」、3番目のモデルのフロンエンドなど、3つのリマックモデルのラインナップが確認できるが、謎のモデルはシングルシーターではないかという憶測が飛び交っている。
ティザーでは、新型モデルのデザインディテールはわかりにくいが、F1マシンやインディカーと似たような、目立つフロントセクションがあるようだ。ただし、ほとんどのオープンホイールレーサーとは異なり、ホイールの前に大きなセクションが配置されているようで、おそらく空気力学に役立つとみられる。
興味深いことに、タイヤの上部を保護するパーツは見当たらず、実質的にオープンホイールデザインとなっている可能性もありそうだ。
また、この車にはネヴェーラよりも前方に伸びた固定キャノピーと、戦闘機に見られるものと似た、ラップアラウンドフロントウィンドウがあることもわかる。
マテ・リマック氏は、8月にネベラRを発表した際、サーキット専用のシングルシーターの開発を進めていることを認めた。同氏は、「この車はネヴェーラやネヴェーラRはもちろん、F1マシンよりも速く、特注のプラットフォームをベースに作られる」と明言している。また同氏は、この車にはキャノピースタイルのコックピットが備わっていると付け加えており、予告した新型モデルが、このティザースケッチの車である可能性が濃厚だ。
パワートレインの詳細は不明だが、おそらく完全電動になることが予想される。
当初、このモデルを2024年に発表し、2025年にサーキットに投入する計画だったが1年遅れとなりそうだ。
価格はネヴェーラRの3億7千万円を超え4億円超えになるとと予想、登場後は、世界中でラップ記録が更新され始める可能性がありそうだ。