2024年の終わり、ジャガーの次世代エレクトリックセダンを予告する「タイプ00コンセプト」がベールを脱ぎ、その初公開以来、自動車業界で話題になっている。ジャガーがこれまでに作ったことのないような外観だけでなく、伝統の自動車メーカーが従来のデザイン戦略を捨てて、真に独創的なものを作り上げたのがその大きな理由だろう。

最高級ブランドに進化したジャガー第一弾、「タイプ00」量産型を大予想!

ジャガーは12月、次世代EV「TYPE 00」を発表したが、その量産型を大予想した。

一方、テスラ「サイバートラック」は、好き嫌いは別として、あるいはその存在を渋々受け入れるとしても、過去1年間、自動車論争の象徴としての地位を固めてきたと言える。その大胆なデザインは、間違いなく過去10年間に登場した最も型破りな量産車だ。

話題のテスラ・サイバートラックが日本上陸、そして展示ツアーを開催! やっぱり実車も強烈なインパクトで一見の価値アリ!!

「銃弾を通さないカッチカチボディ」や「専門家も絶対に作れないと断言したほどの量産の難しさ」など、さまざまな話題で騒然の電動ピックアップトラック「テスラ・サイバートラック」が早くも日本上陸! 2月16日から展示ツアーを開始する。いち早くメディア向けイベントで見ることができたその印象は、”強烈”のひと言でした!

ジャガー「タイプ00」のスタイリングはサイバートラックほど型破りではないが、間違いなく独特だ。デザイナーが2つを組み合わせることを自ら引き受け、いわゆる「ジャガー サイバートラック」が誕生したが、そのクセ強めの2台がマッシュアップしたらどうなるだろうか。

ジャガー タイプ00 サイバートラック マッシュアップ 予想CG

このプロジェクトは、サイバートラック2ドアバージョンという形をとり、タイプ00のフロントとリヤセクションをシームレスに取り入れている。フロントエンドにはジャガーと同じスプリットLEDデイタイムランニングライトが装備されているが、上部のLEDはフロントを斜めに横切るように配置されアグレッシブさが増している。またシャープなデザイン要素が続く黒く塗られた下部バンパーセクションの横には、小さなフェイクグリルが追加されている。

ジャガー タイプ00 サイバートラック マッシュアップ 予想CG

公道走行可能なサイバートラックと同じように先細りのルーフはそのままに、リヤドアがないことでホイールベースの長さが強調されている。また、ジャガーにインスパイアされたデザインであるため、Studio Enemyは サイバートラックの悪名高いプラスチック製エアロカバーを、タイプ00コンセプトに見られるより洗練された高級な金属素材に交換したことも特徴だろう。

ジャガー タイプ00 サイバートラック マッシュアップ 予想CG

タイプ00のリヤエンドは、おそらくそのデザインの中で最も過激な部分であり、トラックの改造にも使用されている。同じ水平スラットが特徴だが、2本の目立つLEDライトバーを追加している。また、サイバートラックのトノカバーに似た格納式カバーもみられる。

ジャガー タイプ00 サイバートラック マッシュアップ 予想CG

テスラの場合、量産版のサイバートラックは最初にプレビューされたコンセプトとほぼ同じままで、コンセプトカーがそのまま現実になった珍しい例の1つとなっている。ジャガー「タイプ00」に関しても、公道バージョンはクーペではなく4ドアセダンの形になり、コンセプトのデザインにほぼ忠実になると予想されている。

賛否両論のあるタイプ00が、さらなる暴走を見せるのか、ある意味期待したい。