KUHL JAPANが開発中のランドクルーザー300は、片側35㎜ワイドフェンダーの採用で迫力満点【東京オートサロン2025】

KUHL JAPANは、東京オートサロン2025で新製品『LANDCRUISER300 KUHLRACING LC300-SS 35mmワイドフェンダー』のコンプリートカーを展示する。

片側35㎜ワイドフェンダーをまとったランドクルーザー300

東京オートサロン2025に出展するKUHLのブースはふたつに分かれており、スポーツカー&ミニバンのローダウンカスタムを中心とした『KUHLRACING JAPAN』と、クロカン&VRARVAを中心とした『KUHL&VRARVA』となる。そして、KUHL&VRARVAブースの主役となるのが、ここで紹介するランドクルーザー300ワイドボディである。

以下、展示車両の詳細については、「KUHL JAPAN」担当者のコメントで紹介していく。

「新年明け早々に『片側35㎜ワイドフェンダー』が完成しました! 3Dデータでモデリング ➡ ケミカルウッドで雌型を切削 ➡ FRPグラスファイバーを貼り込んで脱型 ➡ 現車に装着マッチングという流れで開発してきて、東京オートサロン2025までに何とか滑り込み完成。スキャン精度からデータ・切削などすべての精度が非常に高いので、完璧なマッチングとなりました」

「フェンダーサイズ(面積)も非常に大きいので、迫力タップリです。片側35㎜という控えめ(⁉)のワイド化となりますが、35㎜というサイズ以上に大きく見えるのがポイントです」

「そして、このフェンダーの大きな特徴が、フェンダー下部がサイドステップカバーに被るアタッチメントを追加装着しているという点です。フェンダーがステップまで伸びてくることで、ワイド化しているにも関わらず、ナチュラル(自然)に見えることにこだわっています。フェンダーが装着されていることに、一瞬気が付かないシンプルで一体感のある形状に仕上げています」

「リアフェンダー・リアドア側下部も、フロント同じくサイドステップカバーに被せるアタッチメントが装着されています。ドアの開閉の関係で、3分割タイプでの装着となります

「ランドクルーザー300は、オフロード性能向上を狙ってか、ハブ面がかなりボディの外側に配置されています。そのため、純正ボディのままでは10J+50~55くらいのホイールサイズが基本設定となります。ランクルのフェンダー内は奥行きが深いので、10Jといった極太のホイールが入るのにインセットが+50を超えてしまうというのが、カスタム派からすると、マッチングの難しいポイントとなります。そこで35㎜のワイドフェンダー装着により、10J+20、9J+15あたりのホイールサイズが装着可能となります。ワイド化により車幅が2メートルを軽く超え、構造変更も必要となるなど、ハードルは少し高いかもしれないですが、コダワリのカスタムを行なうことができます」

「次に、このワイドボディに装着させる22インチ・スーパーディープコンケーブホイールがこちらになります」

【VERZ-WHEELS VRF01L 22インチ9J+18 サンドブラック】

「ランドクルーザー300ワイドボディ用に、新開発した22インチ鍛造1ピースホイールとなります。写真では分かりづらいかもしれないですが、かなりのディープコンケーブとなります。こちらのカラーは「サンドブラック」となります」

【VERZ-WHEELS VRF01L 22インチ9J+18 サンドブロンズ】

正面から見るとオーソドックスな7本スポークとなります。鍛造ホイールのため、22インチという大口径サイズながらも軽量化と高剛性がセールスポイントです。こちらのカラーは「サンドブロンズ」となります」

「というわけで、ワイドボディとこの22インチホイールを組み合わせたデモカーのお披露目を楽しみにしていてください」

ランクルファンならば、東京オートサロン2025の会場に着いたら、ぜひチェックしたい一台といえるだろう。

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