トヨタ「GRスープラ」次期型が来るぞ!2.0L直4ターボ!? BMWと決別「ピュアトヨタ」製に期待

トヨタ GRスープラ 次期型 予想CG
BMWと共同開発された5代目となる現行型スープラは、4代目「A80型」が2002年に生産終了して以来、17年ぶり復活となり世界的な話題となった。しかし、兄弟モデルとなったBMW「Z4」が現行型をもって生産終了となることが噂されており、それにともないスープラ次期型の登場も危ぶまれていた。だが、トヨタモーター北米グループ副社長のデイブ・クリスト氏が、次期型をたとえ単独で開発する可能性を示唆、発売が濃厚といえる。

内燃機関エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドが有力

トヨタ GRスープラ 次期型 予想CG

トヨタは11月、2ドアスポーツカー「GRスープラ」現行型に「A90 Final Edition」を導入、その生産を終えることを発表したが、すでに次期型の開発に着手しているとみられる。

BMWと共同開発された5代目となる現行型スープラは、4代目「A80型」が2002年に生産終了して以来、17年ぶり復活となり世界的な話題となった。しかし、兄弟モデルとなったBMW「Z4」が現行型をもって生産終了となることが噂されており、それにともないスープラ次期型の登場も危ぶまれていた。だが、トヨタモーター北米グループ副社長のデイブ・クリスト氏が、次期型をたとえ単独で開発する可能性を示唆、発売が濃厚といえる。

トヨタ GRスープラ USバージョン

入手した情報元にスクープ班制作した予想CGだが、フロンが超攻撃的なデザインになることが期待される。グリルは大型の台形グリルをデザインし、そのアンダー部分には、スープラの特徴であるスリットタイプの小グリルを内蔵。ヘッドライトデザインは、トヨタの特徴であるハンマーヘッドを採用し、細く、シャープな4灯型プロジェクターを内蔵した。デユーフューザーは、ワイド感を出すウイングタイプに、サイドは流美なシルエット、Cピラー部分に段差をつけ躍動感を与えた。

トヨタ スープラ GRMN 開発車両 スパイショット

注目のパワートレインだが、2024年始めにBEV(バッテリーEV)という情報をキャッチしていたが、ここにきてEV市場の伸びが世界的に鈍化、その流れを考慮して内燃機関エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドが有力だという。そして現段階で最有力は、同社がスバル、マツダが共同で行った「マルチパスウェイワークショップ」において発表した、新開発の2.0L直列4気筒ターボエンジンだ。この場合、「A90 Final Edition」が積む、BMW製3.0L直列6気筒ターボエンジンの最高出力435psと同レベル以上が期待できると予想される。

開発が順調に行けば、スープラ次期型のデビューは2026年後半、あるいは2027年初頭とみられるが、ついにファンが熱望する「ピュアトヨタスープラ」が誕生するのか、注目される。

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著者プロフィール

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APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…