世界最大級のカスタムカーイベントである『東京オートサロン2025』が1月10日、幕張メッセでスタート。同イベントに出展しているホンダが同日、シビック タイプR RACING BLACK Package(レーシングブラックパッケージ)とプレリュード プロトタイプを初公開した。
今年のオートサロンにおけるホンダのブーステーマは「Honda SPORTS」。同社が創業以来培ってきた“走りへの情熱”と“夢への挑戦”が脈々と受け継がれ、ワクワクする製品を生み出し続ける原動力となっていることを表現している。
1月23日から発売となるシビック タイプR レーシングブラックパッケージをお披露目した。この日午前のプレスカンファレンスに登壇したホンダの日本統括部 部長の高倉記行氏は、このモデルを「ホンダの走りへの情熱が込められた」ものと表現。
インテリア全体を黒で統一するとともに各所にスウェードを用いることで、光の反射ノイズを徹底的に抑制し、ドライバーが運転に集中できる空間を作っている。
あわせてプレリュード プロトタイプもアンベールされた。こちらは2023年のジャパンモビリティショー(旧 東京モーターショー)で公開されたコンセプトモデルをベースに、フロントとリヤにエアロパーツを装着、スポーティさを引き上げたカスタマイズカーとされた。
スペシャリティハイブリッドスポーツモデルとしてデザインされたプレリュードには、エンジンとモーターを制御しレスポンス性を高め、爽快でドライバーの意のままの走りを提供する『S+ Shift』が初採用。2025年秋の発売が予定されている。
2025年のホンダブースではシビック タイプR レーシングブラックパッケージとプレリュード プロトタイプのほか、モータースポーツ参戦車両としてホンダがF1に初めて投入したRA271や、マックス・フェルスタッペンが昨年のF1ドライバーズ選手権を制したレッドブルRB20のショーカー、スーパーGTシリーズGT500クラスで戦うシビック タイプR-GTなどが展示される。
ホンダブースはホール4~5 ブースNo.434に設けられている。