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PROXESとOPEN COUNTRYの達人が一同に集まる!
2025年はTOYO TIRE株式会社にとって、80周年となる記念すべき年だそうだ。
東京オートサロン2025年のトーヨータイヤブースのステージでは、80年目という記念すべき節目の年に経営手腕を発揮している清水隆史社長のスピーチの後、各ジャンルで活躍するドライバーが続々と登場してきた。彼らの偉業とマシンを紹介しよう。
まず最初に、D1GPやクロスカントリーラリーの川畑真人選手。
ニュージーランド出身で世界を舞台にドリフト競技やイベントを舞台とするマッド・マイク選手とその息子のリンカーン・ウィデット選手。
ニュルブルクリンク24時間レースで日本最高位記録を持つ木下隆之選手とそのチームRing Racingのウベ・クリーン監督。
オフロードラリー「バハ1000」などで知られるScore Seriesで2023年のバハ1000を含む全4戦中3勝、2024年はバハ400で総合優勝し4連覇の偉業を達成したブライス・メンジス選手。
そのバハ1000でたった独りの30時間にも及ぶ連続走行の結果、クラス優勝を達成した能戸知徳選手。
彼らはそれぞれPROXESやOPEN COUNTRYでそれぞれの分野で結果を打ち出してきた。
怒涛の注目マシンが大挙して展示!
まずはPRXESサイドから見てみよう。
最初に目を引くのが何と言ってもマッド・マイク選手のマクラーレンP1のドリフトマシン。彼はこのマシンにPROXES R888R Driftを装着し、各種大会やイベントを盛り上げ、ドリフトのトップドライバーとして世界に名を馳せている。そして、彼をよく知る人間なら驚かないかも知れないが、エンジンは3ローターのターボエンジンに換装されている。
その奥にはNDロードスターが展示される。マイクの息子リンカーンの愛車だ。こちらもドリフトパフォーマンス用に開発され、足元はPROXES R888Rを装着。なにより驚くのはエンジンにNA6ローターエンジンを搭載していること。その出力は800psという。我々の常識を覆すマシンとなっていたのだ。
更にその奥にが展示されている「Dort BMW M4 Competition」は、愛知県一宮市の創業35年を迎える欧州車専門プロショップ「オートスタイリングショップ・ドルト」にて製作された。ヨーロッパのハイパフォーマンスカーの足元を決めるのにPROXES Sport 2が最適解であることへの提案だ。
そして向かって左のOPEN COUNTRYサイド。
その巨体を自ら持ち上げたように展示されるのが、ブライス・メンジス選手のトロフィートラック。ピックアップトラックの皮を被り、サスストロークを異常なほどアップさせたレーシングマシンという例えがわかりやすい車両かも知れない。その足元は、最も過酷なオフロードレースシーンに耐えるOPEN COUNTRY M/T-R。4輪駆動、1100psのハイパワーマシンを支えるOPEN COUNTRYシリーズの最高峰。
その迫力マシンの奥にあるのがピンクの可愛らしい三菱トライトン。これは、モータージャーナリストも務める竹岡圭さんがラリー参戦するマシン。OPEN COUNTRY R/Tが装着される。
そして、そのお隣のLEXUS GX550 OVERTRIAL仕様はJAOSによるカスタマイズ車両。装着されるのは、新商品のOPEN COUNTRY R/T TRAIL。この新商品は、R/Tシリーズらしいアグレッシブなトレッドパターンデザインと、オンロード性能も重視しているA/Tシリーズにやや近い性能を持ち合わせているラギッドテレーンタイヤだ。
会期中は各選手のトークショー、サイン会など盛り沢山なので、ドライバーのファンはもちろん、ちょっと個性的なタイヤを試してみたいと思っているユーザーには、ぜひ、東ホール8のトーヨータイヤブースへ立ち寄ってみてはいかがだろうか。