世界でもっとも有名なポッドキャスターの夢叶う!テスラ「モデルSプラッド」過激カーボンワイドキット公開

テスラ モデルS プラッド カーボンワイドキット
テスラの最強セダン、「モデルS プラッド」の開始価格94,990ドル(約1450万円)は、多くの人にとって手の届かないものだ。しかし、価格に見合った並外れたパフォーマンスを提供してくれるのも事実であり、確かに、この価格でプラッドほど速く加速できる量産車は他に存在しない。

カーボンセラミックディスクを備えた強化ブレーキも追加

テスラ モデルS プラッド カーボンワイドキット
テスラ モデルS プラッド カーボンワイドキット

しかし、残念な点のひとつは、標準モデルと見た目がそれほど変わらないことだ。そこで登場するのが、「Unplugged Performance」(アンプラグド・パフォーマンス)だ。

テスラ モデルS プラッド カーボンワイドキット

同社は、米カリフォルニアを拠点とするテスラチューニングのスペシャリストだ。今回は、「モデルSプラッド」カスタムを世界で最も有名なポッドキャスター、ジョー・ローガンのために制作したという。コメディアンでポッドキャストのホストである彼は、数年前から「モデルS プラッド」を所有していたが、ベースモデルでは満足できなくなったと感じており、同社にカスタムを依頼したという。

テスラ モデルS プラッド カーボンワイドキット

モデルSプラッドとすぐに区別できるのは、「S-Apex」と名付けられたカーボンファイバーワイドボディキットだ。このキットは、フレア・リヤホイールアーチを備え、プリプレグ・カーボンファイバー製の19ピースキットを装備、全幅が80mm(3.14インチ)広くなっている。このほか、前輪後ろのカーボンファイバー フィン、アグレッシブなカーボン・ディフューザーや、カーボン・リヤ・リップスポイラーが装備される。ボディは、ブルーがかったパールホワイトの美しい色合いに再塗装され、ペイント保護フィルムで覆われている。

脚周りには、フロントに21×10インチ、リヤに21×11.5インチの鍛造モノブロックホイールセットを装着、285/30と305/30のミシュラン・パイロット ・ポーツ4Sタイヤを履いている。また、カーボンセラミックディスクを備えた強化ブレーキも追加されたほか、鍛造ビレットサスペンションアームも取り付けられている。

テスラ モデルS プラッド カーボンワイドキット
テスラ モデルS プラッド カーボンワイドキット

なお、ローガン氏が注文したカスタムインテリアは、フランツ・フォン・ホルツハウゼンとの提携で制作、黒いアルカンターラインサートを備えた美しい白いレザーで覆われている。

カスタムの制作費用は明かされていないが、すべて込みで1千万円を超えている可能性もありそうだ。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…