2025年には日産ローグ(エクストレイル)に同社初のPHEVモデルが登場

日産は、2024年度第3四半期の決算発表で、いくつか興味深い発表を行なった。ホンダとの合併交渉決裂を受けて、人員削減や効率化策で25億9000万ドル(約3,900億円)を削減する計画に加え、同社は2025年と2026年にデビュー予定の6つの新モデルを予告した。

2025年には日産ローグ(エクストレイル)に同社初のプラグインハイブリッドモデルが登場、続いて2026年にはe-Powerハイブリッドが刷新される。しかし、最も興味深いのは、三菱アウトランダーに驚くほど似ているPHEVのぼんやりとしたティーザー画像だ。
2020年に導入された現行型日産ローグ(エクストレイル)は、機械的には三菱アウトランダーと関連しているが、車体デザインは完全に再設計されている。こうなると、なぜ日産のデザインがプラグインハイブリッドに使用されないのか疑問に思うが、その答えとして考えられるのは、研究開発費と生産コストを最大限に削減するためだろう。
2026年に登場予定のローグ e-Powerは、より独特なデザインになるようだ。ティーザーでは、新設計されたLED ヘッドライトと、おなじみローグのシルエットが示されており、中期サイクルのリフレッシュを示唆している。エンジンには日産の第3世代e-Powerハイブリッドシステムが搭載され、同社によれば第1世代バージョンよりも20%効率が向上しているという。日産はまた、このパワートレーンがキャシュカイに搭載されることを明言した。
このほかティザーでは、クロスオーバーに生まれ変わる「リーフ」や新型のコンパクトEV、「デイズ」、「エルグランド」らしきシルエットも公開された。




