韓国発のコンパクトSUVを初スクープ!1.6Lエンジンを用いた自己充電システム&「e-AWD」採用で2026年デビューへ

キア セルトス 次期型プロトタイプ スパイショット
韓国ブランドのキアはコンパクト・クロスオーバーSUVであるセルトスの次世代モデルを開発中。2026年にデビュー予定の同モデルでは初めてハイブリッドパワートレインが採用される予定だという。

KIA(キア)のコンパクト・クロスオーバーSUV、「セルトス」の次期型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。

初代となる現行型セルトスは2019年に発売。現在、次世代セルトスの開発が進められており、ガソリンとハイブリッドの両方のパワートレインのオプションを備え、2026年初頭に発売される予定だ。

キア セルトス 次期型プロトタイプ スパイショット

北ヨーロッパで捉えたプロトタイプは厳重にカモフラージュされ、新しいデザインの大部分が覆い隠されている一方で、いくつかのデザイン更新も垣間見える。

現行モデルと比較すると、新型セルトスはややボクシーで、フロントエンドがより直立しているように見えるほか、同部位にはタスマンスタイルのグリルが採用され、より頑丈な美観への移行を示唆している。

リヤセクションには、よりスリムで垂直に配置された一対のLEDテールライトを装備し、同社の電動SUVラインナップに見られる未来的なスタイルを反映している。しかし、カモフラージュが強すぎるため、テールゲートの正確な形状やリヤウインドウの傾斜を識別するのは困難だ。

キア セルトス 次期型プロトタイプ スパイショット

キャビン内には最新の技術とデザイン機能を備えた改良されたダッシュボードを搭載。同社の最近の傾向を考えると、より多くの接続性と運転支援機能を備えたデジタル重視のコックピットとなることが期待される。

次期型のパワートレインは、引き続きガソリンエンジンを搭載する一方、初めてハイブリッドモデルも導入される。ハイブリッドシステムは、ヒョンデ「コナ」と同様に最高出力141psを発揮する1.6Lエンジンを用いた自己充電システムを備える。また「e-AWD」ハイブリッドバージョンを開発しており、ハイブリッドラインナップに全輪駆動を導入する予定だという。

セルトスは2023年にマイナーチェンジを受けており、新世代は2026年1月にデビュー予定となっている。市場によって展開は異なる可能性が高いが、韓国での生産は2026年8月に開始される予定だと報じられている。しかし、米国仕様のセルトスが2026年モデルに登場するのか、それとももう少し後になるのかは現段階では不明だ。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…