ウェルパインモータースポーツは2025年のモータースポーツ活動として、JAF全日本ラリー選手権JN-2クラス「TOYOTA GAZOO Racing MORIZO Challenge Cup 2025」にトヨタGRヤリスDAT(8速lAT)で参戦する。
2024年に全日本ラリー選手権ARKラリーカムイで、初の全日本ラリー参戦ながら3位表彰台を獲得した長尾綱也選手がドライバー、2024年はTOYOTA GAZOO Racing(TGR-WRJ)眞貝知志選手(現同チーム監督)とコンピを組んでいた安藤裕一選手をコ・ドライバーとして同カップのタイトル獲得を目指す。
「MORIZO Challenge Cup」とは?
MORIZO Challenge Cupは、JAF全日本ラリー選手権JN-2クラス内に設けられた、トヨタ自動車の豊田章男会長=モリゾウの名を冠した若手選抜シリーズで、シリーズ優勝者は、WRCチャレンジプログラムのフィンランド最終選考に参加することができる。
「2022年にTOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムのフィンランド最終選考で落選し、一度は諦めかけたラリーの道ですが、再び挑戦するために戻ってきました。2024年は全日本ラリーへ初参戦し、グラベル路面のラリーカムイでは、JN-2クラス3位表彰台を獲得することができました。今年はターマック路面への苦手意識を克服してMCCのシリーズチャンピオンを獲得し、またフィンランドにチャレンジしたいです」(長尾綱也選手)


またシーズンの後半戦には、2024年のKYOJO CUPに参戦していた及川紗利亜選手も、同じくトヨタGRヤリスDATスポットで参戦する予定となっている。
(なお、現時点ではコ・ドライバーは未定)

「2022年にミス・ユニバースジャパンに挑戦しましたが、惜しくも日本代表にはなれず、準グランプリという結果でした。『世界で活躍する強い女性になりたい!』という夢を達成するべく、モータースポーツで再チャレンジすることを決意しました。私のドライバーとしての目標は、世界のさまざまなラリーに参戦し、過酷な道も走り抜くこと。
女性のモータースポーツ挑戦は難しいというイメージがまだ根強いですが、私の活動を通して、年齢性別を問わず自分の夢や目標を諦めなくても良いというメッセージを発信し、多くの子供たちが「私もやってみたい!」と思ってもらえるロールモデルになりたいと思っています」(及川紗利亜)


エントラント | クルー1 | クルー2 |
Wellpine MotorSport | ||
ドライバー | 長尾綱也 | 及川紗利亜 |
コ・ドライバー | 安藤裕一 | TBA |
車両 | トヨタGRヤリスDAT(8速lAT) | |
クラス | JN-2 |