過度な暑さと寒さを和らげ、厳しい天候からもガード
2024年の夏は暑かった。そして長かった。今冬も、日本海側を中心に大雪に見舞われたばかりか例年ならあまり雪の降らない地方でも降雪があり、一方で雨が少なく乾燥続きで火災事故も例年以上に多かった。
毎年そんなことを言っているようだが、やっぱり近年の天候はヘンだ。春も秋も短く、暑さと寒さに両極端。こうも続くと、それなりの備えが必要となってくる。
外界に直接さらされるクルマの場合、天候の影響は色濃く表れる。それだけに、自宅の環境以上に対策を講じるべきだろう。車体全体に降りかかる雹のようなものにはクッション性の高いカバーを掛けたり、窓をくぐり抜けてやってくる日差しや熱にはシェードやカーテンでブロック。純正のままでは衝突・侵入が避けられない状況を見越し、防御の手を増やすのが常套手段になる。
乗車中は空調が効くものの、こうも厳しい気候では、時として極所的に手薄な部分も出てくる。暑さの感じ方は人により、そして乗車位置によっても違う。たとえカーエアコンをMAXで使用していても、これだけの厳しい気候では不足するケースも考えておきたい。
暑さに対しては、住居内でも最近よく行われている通り、スポットファンやサーキュレーターの活用が車内でも効果的。
他方、寒さに対しては、身体が接する部分の極所的温度を上げてやることで体感温度を効率的に上げられる。いずれもカーエアコンとの併用で効果を発揮するアシストグッズだ。

スチール製の窓枠搭載車に適合する、マグネット取り付け式。紫外線カット率にして約90%に達するカーテンは遮光効果も十分。メッシュ生地を組み合わせたハイブリッド仕様のため、風通しをも得ることができる。

サンバイザー等の車内の段差部を利用し、大型クリップで挟み込んで固定するスティック状のファン。アーム部分はフレキシブル素材のために角度や向きも可変できる。風量調整は三段階で、本体側面にはLEDライトも備える。

USB給電による電熱クッション。通電直後にすぐ暖まり、高温に達すると自動で加熱を停止。再び温度が下がったら再加熱してくれるので、始終適温をキープしやすく、通電状態を通じて座面を適温に保持しくれる。

110cm×70cmのたっぷりサイズとなる、腰回りから足元まですっぽり覆える電気ヒーター内蔵のひざ掛け。給電はUSBで、作動のON/OFFは有線リモコンのスイッチから行う仕組みだ。

ボンネットからトランクまでの上面部分に約5mm厚のウレタン素材を採用し、雹をはじめとした飛来物から愛車をガードしてくれる。カバー上部には通風口も設けられ、下面三箇所はワンタッチベルトで固定できるので突風にも強い。