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後席に人が乗ってもラゲッジが荷物でいっぱいでも大丈夫&夜でもクッキリ!鏡よりよく見えるデジタルミラーのススメ

KENWOOD『Digital Room Mirror LZ-X20EM(実勢価格:3万3000円前後/税込)』は、映像機器メーカーならではの滑らかな動きと色再現性を重視したモデルとしても人気。
近年のドラレコ市場の活況によって、カメラ性能が格段にアップにているカーエレクトロニクス業界。その結果として、続々と誕生しているのがデジタルミラーだ。

ニーズ高まる注目アイテムにクローズアップ

そもそもデジタルミラーは、自動車メーカーの純正パーツとして装着されはじめ、従来の鏡面では見にくかった夜間の後方視界を格段に向上させたことが注目されるきっかけとなった。もちろん純正品のため装着されているモデルは限られており、その機能を愛車にも取り入れたいという声は次第に大きくなっていったのだ。その声に応える形で誕生したアフターパーツのデジタルミラーだ。

BAL『バルーチェM No.5200(実勢価格:1万9800円前後/税込)』
ズームといった機能はそのままに、新たにバック時の2画面表示をプラスして機能性を充実させている。

デジタル技術で後方視界に革命

当然ながらこれまでドラレコで蓄積したカメラ技術を応用することで求める性能は十分に達成されているのはいうまでもない。特に夜間走行時の描写力は、STARVIS技術を取り入れることで周囲の状況もしっかりと表示。さらにHDRによる補正が加わることで、トンネルの出入り口など、周囲の明暗差が激しい場所でもしっかりと状況を描写してくれるため、安心感は格段に高まっている。これらは従来の鏡では妥協せざるを得ない状況ながらも、デジタル技術を取り入れることでしっかりと確認できるようになっているのだ。

R-SPEC『デジタルルームミラー DRM6030(価格:2万7500円/税込)』
STARVISやWDR/HDRによる補正によって、明暗差が激しい環境でもしっかりと描写してくれる信頼のモデル。

また、描写力だけでなく通常の鏡では実現できないワイドな視野も見どころ。モデルやカメラの取り付け位置によっては、車両後方だけでなくピラーサイドやバンパー直下などこれまで視認できなかったエリアも表示してくれる。さらに、機種によってはバックギアと連動し後方全体とバンパー直下を2画面に分けて表示してくれるため、死角を最小限に留めてくれる安心感も見どころと言える。

これだけ大きなメリットがあれば、安全装備としての注目度が高まるのも必至。安心・安全を求めるカーオーナーにとって、革命的なアイテムというわけだ。

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