2010年代初頭のメルセデスを彷彿とさせるC字型の方向指示器リピーターを備えた新しいサイドミラーを装備
Cクラスの歴史は、190シリーズ（W201）の後継モデルとなった「W202」がデビューした1993年まで遡る。それ以来、Cクラスは数世代を経て、現在では2021年2月に初公開された5代目が生産ラインに乗っているが、さらなる高みを目指し、中期のフェイスリフトが行なわれる。
スクープ班では、これまでプロトタイプを何度か捉えてきたが、リヤセクションは着手されておらず、現行モデルのままだったが、CGによってそのヴェールが初めて剥がされた。
改良新型のハイライトは、デイタイムランニングライトと方向指示器の両方として機能する星型のLEDだろう。各ヘッドライトにはその要素がひとつずつ含まれ、フラッグシップ「Sクラス」はリスタイリング後にふたつの星を獲得すると予想されている。
また、大幅に大型化されたラジエーターグリルも予想され、予想CGの通り、最新世代のEクラスのスタイルで新設計される可能性がある。もうひとつの興味深いディテールはサイドミラーだ。近年のアップデートでは通常変更されていなかったが、Cクラス改良新型には、2010年代初頭のメルセデスを彷彿とさせるC字型の方向指示器リピーターを備えた新しいサイドミラーが装備される可能性があるという。
そして今回始めて公開するテールライト内部には、ヘッドライトに似た星型の要素がテールライトに組み込まれている。
現行のCクラスは「モジュラーMRA」プラットフォームをベースにしており、最新世代のフラッグシップSクラスを含む同社の他の多くのモデルでも使用されている。技術的な部分の変更についてはまだ確認された情報はないが、ガソリンとディーゼルの直列4気筒エンジンの幅広いラインアップが維持され、新開発のハイブリッドが登場する可能性があると噂されている。しかし、最も興味深いアップデートは、メルセデスAMG「C63」の最上位モデルのパワープラントかもしれない。このモデルには、現在の直列4気筒エンジンの代わりに、最終的にV8エンジンが復活すると見られている。
メルセデス・ベンツ Cクラス 改良新型プロトタイプ スパイショット
メルセデス・ベンツ Cクラス 改良新型プロトタイプ スパイショット
メルセデス・ベンツ Cクラス 改良新型プロトタイプ スパイショット
メルセデス・ベンツ Cクラス 改良新型プロトタイプ スパイショット
Cクラス改良新型のワールドプレミアは、早ければ2025年内だが、最新情報では2026年とも伝えられている。
